2021年4月期。「SSSS.DYNAZENON」や「ゾンビランドサガ リベンジ」など

シリーズ累計3,800万部を突破している、武井宏之のコミックス「SHAMAN KING」。2001年にTVアニメ化されているが、2021年4月に完全新作TVアニメとして復活する。映像的に新しくなっているのはもちろん、2001年版から継続している声優と、新たに参加する声優が入り混じっているのも特徴。懐かしく鑑賞する人も、これから作品の世界に触れる人にも要注目作だ。オープニング/エンディングテーマは林原めぐみが担当。神や霊と交流できる「シャーマン」と呼ばれる者達が、500年に一度「SHAMAN KING」の座を巡り、戦う「シャーマンファイト」が幕を開ける。

「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」は、2018年に放送され、大きな話題となった「SSSS.GRIDMAN」と同様に、往年の特撮ドラマ「電光超人グリッドマン」を原作とした新作アニメだ。

円谷プロとTRIGGERの共同制作で、高校一年生の麻中蓬が、“怪獣使い”を名乗る謎の男・ガウマと出会う事から物語は始まる。突如現れる怪獣と巨大ロボット“ダイナゼノン”。否応なしに、怪獣との戦いに巻き込まれていくキャラクター達。TRIGGERによる迫力ある映像にも注目だ。

2020年には玉木宏主演でTVドラマ化も果たしているコミック、「極主夫道」がアニメ化。元ヤクザが"専業主夫"としての道を極めていく日常を描いたコメディで、津田健次郎演じる主人公の龍は、かつて「不死身の龍」と恐れられてきた最凶の男。その強面から繰り広げられる熟練の家事スキルがギャップが見どころだ。

今千秋監督は、TVアニメ「のだめカンタービレ 巴里編」や「のだめカンタービレ フィナーレ」、劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」などを手掛けてきた。今回の作品では、漫画のコマ割りのような絵を意識したあえて“動かない”演出が特徴。昨今の3DCGや滑らかな絵作りとは一線を画す手触りを感じる“ゆるカワ”な画作りと、役者たちの迫真の“カチコミ”演技が相まり、新感覚のアニメになっている。

これまで様々なスポーツがアニメの題材となってきたが、ついにあの“カバディ”を描いたアニメ「灼熱カバディ」が登場。

でも、カバディってどんなルール? 両手を広げ「カバディカバディ」と叫ぶ姿は知っていても、どんなスポーツなのか知らない人が多いのが「カバディ」。かつてサッカーの名選手だったが、高校入学を機にスポーツと縁を切ってしまった主人公・宵越竜哉が勧誘されたスポーツがカバディだった。仲間と協力し縄張りに侵入する敵を捕らえ 、引きずり倒す事で勝利へと繋げる“走る格闘技”カバディ。竜哉はその世界にのめり込んでいく。

見ると自然の中に旅に出たくなるようなアニメ……そんな作品を求めている人は「スーパーカブ」という作品に注目だ。角川スニーカー文庫にて刊行中のライトノベルが原作で、コミカライズも行なわれている。

主人公は山梨県北杜市の高校に通う女の子・小熊。両親も友達も趣味も無い、何も無い日々を過ごす彼女が、ふと見かけた中古のスーパーカブを買ったことで、毎日が変わり始める。バイクに関しては本田技研工業が協力・監修しており、バイク好きな人も注目して欲しい作品だ。

1997年から1998年にかけてメディアミックス展開された、伝説のスポ根美少女アニメ「バトルアスリーテス大運動会」が、2021年に復活。新作「バトルアスリーテス 大運動会 Re START!」として放送される。

舞台は宇宙からの侵略者・ネリリ星人を退けた人類が、太陽系全域にまで居住区を広げ、繁栄を謳歌してから100年後。人類は「神・大運動会!」に熱中していた。これは、大学衛星と呼ばれるスペースコロニーに、太陽系の各地から少女たちが集結。宇宙一の座をかけて、様々なスポーツで激闘を繰り広げるもの。最後に勝ち残った者は宇宙撫子“コスモビューティー”と呼ばれ、太陽系の女王の座に就くことができる。

地球の少女・明星かなたは、幼い頃に交わしたある約束を果たすため、宇宙撫子を目指す。南極訓練校での予選を見事に勝ち抜き、大学衛星にやって来たかなたは、そこで、かつて約束を交わした少女と再会を果たす……。