クリエイティブ、「ZEN X-Fi2」を発売と同時に価格改定
-16GBを3,000円値下げの16,800円で発売
クリエイティブメディア株式会社は、3日に発表したポータブルメディアプレーヤー「ZEN X-Fi」のフラッグシップモデル「ZEN X-Fi2」の価格を改定すると発表。32GBモデルと16GBモデルを各3,000円、8GBを1,000円値下げする。
また、9月中旬より直販を開始するとしていた16GBモデルを11日より販売開始。16GBは発売と同時の値下げとなる。なお、32GBモデルは直販サイト限定モデル。改定後の価格は下表の通り。
メモリ容量 | 型番 | 販売形態 | 新直販価格 | 旧直販価格 | 直販開始時期 |
32GB | ZN-XF232G-BK | 直販限定 | 21,800円 | 24,800円 | 9月下旬 (一般販売なし) |
16GB | ZN-XF216G-BK | 販売店限定 | 16,800円 | 19,800円 | 9月11日 (一般販売:10月上旬) |
8GB | ZN-XF28G-BK | 通常販売 | 12,800円 | 13,800円 | 10月上旬 (一般販売:10月上旬) |
3型/400×240ドットのタッチスクリーン液晶を搭載するポータブルメディアプレーヤー。動画/音楽/静止画の再生が可能で、FMチューナなども備える。内蔵メモリの容量以外、仕様は3モデル共通となっている。なお、「ZEN X-Fi」(32/16GBモデル)とは異なり、無線LANは搭載しない。
高音質化技術「X-Fi」を搭載。X-Fi効果のレベル調整が可能となり、「ユーザー好みのサウンドで音楽を楽しめる」としている。動画の音声やFMラジオでも効果を適用できる。高周波と低周波の各帯域を適切に強化して、圧縮した際に失われるディティールを復元するという「X-Fi Crystalizer」技術や、広がりある音場再生を実現する「X-Fi Expand」技術も導入する。
再生フォーマットは動画がWMV(最高512×384ドット/800kbps/24fps)、MPEG-4 SP、DivX 4/5、XviD(最高640×480ドット/1Mbps/24fps)を、音楽がMP3(最高320kbps VBR)、WMA(最高320kbps/DRM9対応)、AAC(最高320kbps/m4a形式)のほか、新たにFLAC(最高1Mbps)もサポート。DRM付のAACには対応しない。静止画はJPEGとBMPをサポートする。
本体にSDHC対応のmicroSDカードスロットも装備。microSDカード内のビデオや音楽ファイルを再生できるほか、カードから本体メモリへファイルの転送も可能。本体にUSB 2.0端子を搭載し、PCと接続してデータのやり取りが行なえる。
そのほかの機能として、FMチューナやADPCM形式のボイス録音機能(モノラル)、RSSリーダーなども搭載する。イヤフォンは同社の「EP-630」を同梱する。本体にモノラルスピーカーも内蔵。電源は内蔵のリチウムイオンバッテリで、充電はUSBを介して行なう。充電時間は約4時間で、連続再生時間は音楽再生時が約25時間、動画再生時が約5時間。別売ACアダプタを利用した充電も可能。 外形寸法は約57×102×11.6mm(縦×横×厚さ)、バッテリを含む重量は約75g。USBケーブルなどが付属する。
(2009年 9月 11日)
[AV Watch編集部 中林暁]