◇ 最新ニュース ◇
【Watch記事検索】

バッファロー、デジカメ写真/動画レコーダ「おもいでばこ」

−簡単にテレビに写真/動画表示。実売2万円台前半


おもいでばこ(PD-100)

 バッファローは、デジタルカメラで撮影した写真や動画を取り込んで、テレビにHDMI出力できるパーソナルコンテンツレコーダ「おもいでばこ(PD-100)」を11月10日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円台前半。

 320GB HDDを内蔵し、HDMI出力を装備したストレージ/テレビ出力ユニット。前面にSDカードスロットやUSB端子を装備し、SDカードやUSB接続したデジタルカメラ内のJPEG写真やMPEG-4 AVC/H.264、MP4、Motion JPEG動画をHDDに取り込める。前面に「とりこみ」ボタンを備えおり、簡単に写真/動画取り込みが可能。

 HDDに取り込んだ映像は、撮影日時順に自動で整理され、リモコン操作で簡単に検索して、表示できる。HDMI出力時には写真はフルHDデジタルテレビの画面いっぱいに表示できる。

 内蔵HDDの容量は320GBで、最大6万枚、ビデオは32時間(17Mbps AVCHD)を蓄積できる。HDD容量の拡張はできないが、背面にバックアップ専用端子(USB 2.0)も装備。USB HDDを接続して、日々の電源ON/OFF時に自動で外付けUSB HDDにバックアップできる。なお、USB HDDにバックアップしたデータは、独自形式に変換されているため、パソコンにコピーする際には専用ツールを利用する必要がある。ツールは12月ごろに公開予定。


テレビ出力時の利用イメージ USB HDDにバックアップできる リモコン

 デジタルカメラの写真のほか、動画取り込みも可能。動画の取り込み/再生に対応しているデジタルカメラは、オリンパスE-P1/P2や、カシオEX-FC200S、キヤノン EOS 1D MarkIV、ソニー DSC-HX7V、ニコン AW100、パナソニック DMC-G2、フジフイルム F100fd、ペンタックスQ、リコー GXRなどで、同社ホームページで案内している。AVCHD形式の動画(24Mbps以下のTSファイル)の取り込み、再生にも対応しているが、AVCHDに準ずる情報は反映されない。

 取り込んだ写真や動画は日付ごとに管理され、日/月/年単位での絞り込みや検索が可能。タイムライン表示にも対応する。任意の名前を付けて[アルバム]を作成し、アルバム内の日付ごとのソート表示にも対応する。また、EXIF情報を基にしたカメラデータの確認やGPS情報を基にした地図データ(Yahoo!ロコを利用)の確認も可能となっている。ただし、カメラデータやGPSデータからの絞り込みはできない。

ホーム画面 SDカードから取り込み EXIFデータやGPSデータも確認できる
撮影日時や、月、年ごとに管理できる アルバムを選択
アルバム アルバム内の写真を表示 アルバムのタイムライン表示
背面。HDMIやバックアップ端子を装備

 HDD内の写真や動画はSDカードやUSB接続したHDDなどのストレージに書き出しも可能となっている。

 出力端子はHDMIとコンポジット、アナログ音声(RCA)。Ethernetも装備する。消費電力は平均8W。外形寸法は230×155×35mm(幅×奥行×高さ)、重量は約600g。専用のリモコンが付属する。



■ 「見るためのレコーダ」に

デジタルホーム事業部 石井事業部長

 バッファローデジタルホーム事業部の石井希典事業部長は、PCに依存しない製品群を手掛ける同事業部の戦略を説明。

 おもいでばこの企画意図については、「デジタルカメラは皆が所有していて、性能もどんどん上がっている。ただし、撮りっぱなしで、データの管理はされていないのでは? パソコンに入れておしまいでは、“見る機会”に繋がらない。“保存”ではなく“見る”ために使ってほしい、デジタルカメラ写真の視聴スタイルの提案を目標に企画した。これを1号機として、お客様の声を聴きながら新しい製品を作っていきたい」と語った。


見るためのレコーダに 写真家の関口美意氏とのトークセッション
デジタルホーム事業部 荒木次長

 デジタルホーム事業部の荒木甲和次長は、実体験として、娘の友達の写真を探した際のエピソードを紹介。「PCのHDDを探して、いろいろなカメラのメモリーカードを検索して、結局プリンタの中のメモリカードに写真が入っていた。これくらい“写真を探す”行為がしんどくなっている。ユーザー調査をしても、パソコンに入れても整理できない、枚数が多すぎる、といった声が多い。写真を一カ所に全部集め、簡単に写真を整理して大きな画面で見るというライフスタイルを実現したい」と、おもいでばこの企画趣旨を紹介。「“撮ってから”を楽しんでほしい、子育ての成長記録など、忙しいママ、パパに喜んでいただける製品を目指した」と語った。

 なお、販路については、家電量販店やカメラ系販売店を中心に展開。量販店でもデジタルカメラコーナーなど、「カメラになるべく近い場所」に展開する予定という。


写真の保存方法はほとんどがPC 撮影した写真は管理できていない 専用レコーダで、みんなで見れて、簡単に使えるように

(2011年 11月 8日)

[ AV Watch編集部 臼田勤哉]