ニコンと実写版ドラゴンボールが秋葉原で「UP」イベント
-UPでドラゴンボールの謎解き。ゆりしー/オリラジ参加
株式会社ニコンは、ヘッドフォン一体型ヘッドマウントディスプレイ(HMD)である「UP」(ユー・ピー)をアピールするイベント「UP×DRAGONBALL EVOLUTION@AKIBA」を3月8日、秋葉原で開催した。
3月13日公開の実写映画「DRAGONBALL EVOLUTION」とタイアップした企画で、参加者がUPを装着し、秋葉原の街を歩いてドラゴンボールの謎を解き明かすフィールドイベントが実施された。参加者に渡されるUPには、あらかじめゲームの案内動画がダウンロード保存されており、その動画をもとに各スポットを推測して移動。到着したら、そのスポット用の動画を再生。現地での景色や音を重ねてUPの映像を視聴することでヒントを得て、その場所に隠された謎を解き明かすというもの。ストリーミング動画から謎を解くスポットも用意され、正解者にはプレゼントなどが贈られた。
このゲームに参加できなかったユーザーを対象に、ドラゴンボールのキャラクターに扮した10名のコスプレイヤーを用意。各スポットに待機させ、参加者は写真撮影が可能。レアキャラを撮影した人にプレゼントが贈られた。当日は事前に参加申し込みをした人以外に、各会場のムードに引き込まれて飛び込み参加する人も見られ、発見したレイヤーと記念撮影するなど、盛り上がりをみせていた。
イベントゲームのナビゲーターは声優の落合祐里香さんが担当 | コスプレーヤーの撮影を楽しむ人も | 会場ではUPの体験も可能 |
落合祐里香さん |
特別ゲストとして、ゆりしーこと、声優の落合祐里香さんがイベントゲームのナビゲーターを担当。さらに、応援役としてお笑い芸人のオリエンタルラジオも登場。UPを装着して現れ、UPを使ったデートプランや、イベントゲームの魅力などを笑いを交えて解説した。
「UP」は、ステレオヘッドフォンと、片目で見る小型ディスプレイが一体となった製品で、動画/音楽再生機能を搭載。8GBのメモリを内蔵する「UP300x」(69,800円)と4GBモデル「UP300」(59,800円)が専用サイト「UPSTORE」で販売されている。
両手と視界が自由なまま、動画や音楽などのコンテンツが楽しめるのが特徴で、今回のイベントではクイズを解きながら街をめぐることで、製品の機動性や、コンテンツをダウンロードして持ち歩きながら視聴するスタイルの提案、ストリーミング技術を使ったスポット限定映像の提供などをアピール。DRAGONBALL EVOLUTIONとのタイアップゲームには「現実の世界とUP内のコンテンツをオーバーラップして楽しめることを示した」という。
(2009年 3月 9日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]