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Google、「Android Auto」を国内提供開始。車で通話や音楽アプリを音声操作
2016年7月13日 12:58
Googleは13日、車載向けプラットフォーム「Android Auto」の日本での提供を開始した。通話や音楽配信などの対応アプリが、車内で利用可能になる。
Android Auto対応車やカーナビに、Android搭載スマートフォンをUSBケーブルで接続することにより、スマートフォン内のアプリなどをナビの画面上で操作可能。2014年に米国で発表され、2015年に最初の対応モデルが発売。現在では40以上の自動車メーカーや車載機メーカーによって、100種類以上のモデルが対応しているという。
既報の通り、国内ではパナソニックのカーナビ「ストラーダ」の新機種「CN-F1D」が対応している。
安全を考慮し、Googleマップなどのアプリの利用や、連絡先への電話、メッセージの送信などを音声操作で行なえる。接続中はスマートフォンの画面はロックされる。スマホと連携するための無償アプリ「Android Auto」の対応OSはAndroid 5.0以上。
GoogleマップやGoogle Play Musicなどが音声操作で使えるため、ドライブ中にハンドルから手を離さずに、目的地を選ぶだけでなく目的地付近の店のチェックや、好みの音楽の再生も可能。Googleハングアウトにより、スマホを操作せずに音声でメッセージを送受信できる。
他にも、音楽配信アプリの「AWA」やAmazon「Prime Music」、インターネットラジオの「TuneIn Radio」などがAndroid Autoに対応している。