ニュース
Optoma、手のひらサイズの超短焦点モバイルプロジェクタ。ワイヤレス投写対応
2016年8月29日 14:27
オーエスは、短焦点レンズと無線LAN機能を搭載したOptoma製のモバイルDLPプロジェクタ「ML750STS1」を8月30日より発売する。価格はオープンプライスで、直販サイト「いいホームスタイル.com」の直販価格は75,000円前後。カラーはブラック&ホワイトのツートン。
外形寸法112.5×123.4×57.1mm(幅×奥行き×高さ)と手のひらに乗るコンパクトさで重量も450gと軽量な、DLP方式のモバイルプロジェクタ。’15年発売の「ML750」のレンズを、約1mの距離から60型で映せる短焦点レンズに変更し、ワイヤレス投写機能も追加した。
0.45型/1,280×800ドットのDMDパネルとRGB-LED光源を搭載し、ホームシアタープロジェクタの上位機種「HD92」に匹敵する色域を実現。中間色の再現性を向上させるBrilliant Color技術を搭載する。DLP Link方式の3D表示にも対応。輝度は700ルーメン。コントラスト比は2万:1に拡大。投写距離は50~100型(0.86m~1.72m)。固定焦点で、明るさはF1.9。垂直自動台形補正機能も追加した。
本体に装着する無線LAN対応ドングルが付属し、専用アプリ「HDCastPro」をインストールしたスマートフォンやタブレット、Windows/Mac OSパソコンから、映像や音声、静止画、書類をワイヤレス投写可能。投写時は画面を最大4分割できる。無線LAN接続した端末のカメラを使い、紙の資料などを写して書画カメラのように使うこともできるという。
MHL対応のHDMI入力を1系統備え、対応するスマートフォンなどから映像投写が可能。USB入力やmicroSDカードスロットも備え、USBメモリやmicroSDカードに保存したデータの表示・再生に対応する。付属の専用ケーブルでアナログRGB映像/アナログ音声の入力が可能。1.5Wのモノラルスピーカーも備える。
本体のストレージメモリ容量は2倍の2.7GBに拡大。USBケーブルでパソコンと接続してストレージ内にコンテンツを保存し、PCレスで写真・動画やPDF、Word/Excel/PowerPointなどのファイルを投写できる。
ランプの寿命は20,000時間。騒音は22dB(エコモード)。電源は付属のACアダプタを使用し、消費電力は最大75W(待機時0.5W以下)。リモコンやキャリングケースなどが付属する。