ニュース

JBL、新デザインのBluetoothヘッドフォン。Google Cast対応スピーカーも

 ハーマンインターナショナルは、「IFA 2016」においてJBLやharman/kardonの新ヘッドフォンやイヤフォン、スピーカーなどを多数展示している。

JBLヘッドフォン「E55BT」

JBLの新Everest Bluetoothヘッドフォンや、心拍センサー付きイヤフォンなど

 JBLブランドでは、新たな「Eシリーズ」のヘッドフォンを10月末に発売。シリーズ最上位のBluetooth搭載「E55BT」は50mmユニット搭載のアラウンド型で価格は129.99ユーロ、40mmユニットでBluetooth搭載のオンイヤー型「E45BT」は99.99ユーロ、同じくオンイヤーの40mmユニットで有線の「E35」は69.99ユーロ。

「E55BT」のハウジング部

 いずれも、ヘッドバンドやハウジングのデザインや仕上げを変更し、ファブリック調の素材を使用している。Bluetoothモデルはスマホとポータブルプレーヤーなどのマルチペアリングに対応。「E55BT」の内蔵バッテリによる連続使用時間は約20時間、「E45BT」は約16時間。

 Eシリーズにはイヤフォンも用意。有線の「E15」(39.99ユーロ)と、Bluetoothの「E25BT」(69.99ユーロ)を用意。ケーブルにファブリック調の素材を使用している。

オンイヤー型の「E45BT」
ヘッドフォンのパッケージ
イヤフォンの「E15」

UNDER ARMOURコラボの心拍センサー搭載イヤフォンなど

 スポーツウェアなどの「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」ブランドとのコラボモデルとして、心拍センサー搭載の「UA Sport Wireless Heart Rate」と、「UA Sport Wireless」を11月に発売。価格は、心拍センサー付きが199.95ユーロ、心拍センサー無しが149.95ユーロ。

UA Sport Wireless Heart Rate

 いずれもBluetooth搭載のスポーツ向けイヤフォン。「UA Sport Wireless Heart Rate」は、イヤフォン部のセンサーで心拍(脈拍)が測定可能。いずれもIPX5の防汗仕様。内蔵バッテリでの連続使用時間は、心拍センサー付きが約5時間、心拍センサー無しが約8時間。

心拍センサー部
UA Sport Wireless

ワイヤレススピーカーはマルチルーム対応

 JBLのワイヤレススピーカー「JBL Playlist」は、無線LANとBluetooth、ステレオミニの各入力に対応した据え置き型のスピーカー。10月発売で、価格は179ユーロ。

JBL Playlist

 Google CastやSpotify Connectなどのネットワークサービスに対応し、スマートフォンからの操作で複数台を連携させて別々の部屋で同時に鳴らすマルチルーム再生が可能。無線LANは2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンド対応。

Google Castアプリから操作可能

 harman/kardonのスピーカー「Omni+」シリーズもネットワーク対応で、デュアルバンドの無線LANと、Bluetooth、AUXの入力に対応。Google CastやSpotify Connectをサポートする。シリーズのうち「Omni50+」はバッテリ内蔵/IPX5対応で549ユーロ。'16年秋に発売する。このほかにも、サウンドバー型の「Omni Bar+」(899ユーロ)や、ワイヤレスのHDオーディオアダプタ「Omni Adapt+」(299ユーロ)も'17年春に発売予定。

Omni50+
Omni50+の背面
マルチルーム再生が可能