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Chordの小型アンプ「Mojo」を、ハイレゾプレーヤー化する追加モジュール「Poly」

 英Chord Electronicsは、DAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプ「Mojo」に接続する事で、Mojoを音楽プレーヤーとして利用できるようにする「Poly」を発表した。海外で2017年初頭の発売をアナウンスしている。米ラスベガスで開催中の「CES 2017」で発表した。

Mojo(左)とPoly(右)を組み合わせたところ

 Wi-Fiに対応するモジュールで、DLNAのプレーヤー/サーバー、microSDカードからの再生機能、Bluetooth受信機能を内蔵。RoonReadyにも対応している。

Poly

 これにより、Mojo+PolyをDLNAプレーヤーとして使い、NASなどに保存した音楽をワイヤレスで再生可能。さらにPolyのmicroSDカードスロットに挿入したカード内の音楽ファイルも再生でき、Mojo+Polyを1つの音楽プレーヤーとして利用できる。

microSDカードスロットを備えている

 Wi-FiやBluetooth(A2DP)のハブとしても機能し、スマートフォンからBluetooth/AirPlayを使ってワイヤレスで音楽を受信し、Mojoから聴く事も可能。複数のMojo+Polyセットを使い、マルチルームでのストリーミング再生も可能という。

 音楽ファイルはACC、WAV、FLAC、AIFF、OGG Vorbis、Apple Lossless、WMA、MP3に対応。PCMは768kHzまでサポート。DSD 512(24.6MHz)もサポートする。

 2,200mAhのバッテリを搭載し、9時間の再生が可能。充電所要時間は4時間で、MojoとPolyを同時にマイクロUSB経由で充電できる。外形寸法は50×62×22mm(縦×横×厚さ)。

内部構造