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東芝、音にこだわるノートPC「dynabook T」。オンキヨーやAudysseyと共同開発

 東芝クライアントソリューションは、オンキヨーや米Audysseyと共同開発した「dynabookサウンドエンジン by Audyssey」を備え、音にこだわったノートPC「dynabook Tシリーズ」を2月上旬より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は最上位「T85」が23万円台前後。

T85(プレシャスブラック)

 また、13.3型フルHD液晶ディスプレイを備えた「dynabook RXシリーズ」の新製品として、BDドライブモデルが選べる「RX73」と、光学ドライブ非搭載の「RX33」をラインナップし、1月25日より順次発売する。

RX73(グラファイトブラック)

 dynabookシリーズの2017年春モデルで、いずれもCPUにIntelの第7世代“Kaby Lake”、OSにWindows 10 Home 64bit版を採用。ここではAV機能をメインに紹介する。各モデルの詳細は、僚誌PC Watchの記事を参照のこと。

オンキヨー×Audysseyで音にこだわった「Tシリーズ」

 「Tシリーズ」は、搭載する液晶ディスプレイが15.6型フルHD/1,920×1,080ドットの「T85」、「T75」、「T55」と、15.6型/1,366×768ドットの「T45」を用意。店頭予想価格は、T85から順に23万円台前後、20万円前後、16万円台半ば、13万円台半ば。発売時期はT85/T75が2月上旬で、T55/T45が2月下旬。

 音の広がりや明瞭度に優れたオンキヨー製スピーカーを底面に配置し、机からの反射による反響を考慮したチューニングを施した。音響補正技術「dynabookサウンドエンジン by Audyssey」も搭載し、スピーカーと併せて「包み込まれるような立体音場と迫力のサウンドを体験できる」とする。4つのサウンドモードやエフェクトを選べ、イコライザで好みの音づくりも可能。

「dynabookサウンドエンジン by Audyssey」を搭載

 ハイレゾ音楽ファイルの再生が可能なプレーヤーソフト「TOSHIBA Media Player by sMedio TrueLink+」をプリインストール。ハイレゾ対応ヘッドフォンや、対応のUSB DACなどと組み合わせてハイレゾ音源を聴ける。

 T85/T75/T55はBDドライブ搭載で、BDビデオ再生が可能。さらに著作権保護技術「SeeQVault」もサポートし、対応するmicroSDやUSB HDDにダビングしたレコーダの録画番組を「CyberLink SeeQVault Player」で再生できる。なお、T45はDVDドライブを搭載する。

T85(サテンゴールド)

 ストレージはT85が512GB SSDで、T75/T55/T45はいずれも1TB HDD。搭載メモリはT85が16GB、T75が8GB、T55/T45が4GB。CPUは、T85/T75がCore i7 7500U(2.7GHz)、T55がCore i3-7100U(2.4GHz)。T45はCeleron 3865U(1.8GHz)。

 カラーは、T85のみプレシャスブラックとサテンゴールドの2色で、T75/T55/T45ではこれにリュクスホワイトを加えた3色展開となる。

T75(リュクスホワイト)

13.3型「RX73」はBDドライブ搭載機種も

 13.3型フルHD/1,920×1,080ドット液晶の「RX73」は、仕様が異なる3機種を用意し、価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、BDドライブ/512GB SSDモデルが20万円前後、BDドライブ/256GB SSDモデルが18万円前後、DVDドライブモデルが16万円前後。カラーはプラチナホワイトとグラファイトブラックの2色。

 「TOSHIBA Media Player by sMedio TrueLink+」をプリインストールし、ハイレゾ音源再生に対応。HDMI端子と4Kテレビを市販のハイスピードHDMIケーブルで繋ぎ、4K映像出力も行なえる。そのほか、生体認証「Windows Hello」に対応した指紋センサーや、自社開発BIOSによりモバイルノートPCとして高度なセキュリティを実現。

 光学ドライブ非搭載の「RX33」は、13.3型/1,366×768ドット液晶を搭載し、2月下旬発売。店頭予想価格は12万円半ば。

RX73は光学ドライブを搭載