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シャープ、YouTubeダイレクト起動やHDR対応の4K AQUOS「U45」。16万円~

 シャープは、YouTubeダイレクトボタン搭載リモコンが付属する、HDR対応4K AQUOSのスタンダードシリーズ「AQUOS U45」を3月11日より発売する。40/50/55型の3サイズ展開で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は40型「LC-40U45」が16万円前後、50型「LC-50U45」が20万円前後、55型「LC-55U45」が25万円前後。

LC-55U45

 4K AQUOSのスタンダードシリーズで、'16年発売のU40の後継となる。スタンドやデザインを一新し、画面角度を左右計約30度回転できるスイーベルスタンドと、アーク状のデザインにより、どの角度からも美しく見えるという

スイーベルスタンドと新デザインを採用
スタンド部

 40/50/55型のいずれも3,840×2,160ドットの4K解像度で、低反射パネルを採用。バックライトはエッジ型のLED。新たに動きの速い映像をくっきり再現できる「120スピード」に対応し、LEDバックライト制御により残像感を低減する

LC-50U45
LC-40U45

 HDR映像に対応し、Ultra HD Blu-ray(HDR10)のHDR画質を楽しめる。HDMI入力は全4端子が4K/60p対応で、HDMI 1は4K/60p 4:4:4(18Gbps)対応、HDMI 2~4は4K/60p 4:2:0(10.2Gbps)となる。

 広い色域を扱える「リッチカラーテクノロジー」を搭載し、自然で豊かな発色を行なえる。映像エンジンは「AQUOS 4K-Master Engine PRO II」で、4K映像だけでなく、2Kのハイビジョン放送も高画質に4Kアップコンバートが可能。また、4Kクリア番組表や4Kウェブブラウザなどの表示も4K対応している。

 スピーカーはフルレンジ×2で、オンキヨーとの共同開発により高音質化を図った「Sound by Onkyo」。デジタルアンプを内蔵し、出力は10W×2ch。さらに、音響パワー体積密度補正の新技術「eilex PRISM」を採用。特定のポイントの音圧変化ではなく、空間全体の音響パワーの変化をとらえて補正し、自然な音の広がりや奥行き感、明瞭度を向上する。

 チューナは地上/BS/110度CSデジタル×3で、別売のUSB HDDを追加することで2番組の同時録画が可能。YouTubeや、ひかりTVやNetflixの4K映像配信サービスに対応する。Ethernetと無線LANを搭載している。

 リモコンも新デザインとし、上部にYouTubeダイレクトボタンを搭載。1ボタンでYouTubeを呼び出せるほか、スマートフォンなどのYouTubeアプリからCast起動も行なえる。

リモコンにYouTubeダイレクトボタン

 また、シャープのAndroid TVユニット「AQUOSココロビジョンプレーヤー」と接続することで、ユーザーのテレビ視聴傾向から嗜好を学習し、おすすめ番組を音声で教えてくれるクラウドサービス「COCORO VISION」に対応可能。

 入力端子はHDMI×4、コンポジット×1、アナログRGB×1。出力端子は光デジタル音声×1、アナログ音声×1、ヘッドフォン×1。USB×2(USBメモリ用×1、USB HDD用×1)やEthernetを装備する。

LC-55U45

 消費電力は40型が約106W、50型が約169W、55型が約220W。外形寸法/重量は、40型が90.1×27.1×55.8cm(幅×奥行き×高さ)/約20.5kg、50型が112.2×27.1×69.1cm(同)/約25.5kg、55型が123.1×34.1×77.2cm(同)/約27kg。