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オンキヨー、Atmos/DTS:X対応で9万円の7.1chAVアンプ「TX-NR676E」。Chromecast内蔵
2017年4月13日 15:10
オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、Dolby AtmosとDTS:Xに対応した、オンキヨーブランドのAVアンプ「TX-NR676E」を4月下旬に発売する。価格は90,000円。カラーはブラック(B)。
定格出力100W×7ch、最大出力190W×5chのAVアンプ。全チャンネルに旭化成エレクトロニクスの384kHz/32bit DACを搭載し192kHz/24bitまでのFLAC/WAV/AIFF/Apple losslessファイル(2ch)や、ドルビーTrueHD、DSD 5.6MHz/2.8MHzの再生に対応する。HDMIは入力7系統、出力2系統で、4K/60p/4:4:4/24bit対応。HDR信号はHDR10とDolby Visionのパススルーに対応。広色域のBT.2020パススルーにも対応する。
Dynamic Audio Amplification(ダイナミック・オーディオ・アンプリフィケーション)コンセプトに基いて設計し、大型電源トランスや大容量コンデンサの採用により、瞬時電流供給能力を向上。スピーカーユニットを力強く駆動できるとともに、10Hzから100kHzの広帯域再生周波数特性を持ち、ハイレゾ音源も高品位に再生できるという。
音が減衰を始めるポイントをリスニングレベルの周波数より高い位置に設定し、位相ズレ(フェーズシフト)を防ぎ、明確な音像を再現する「ノンフェーズシフト」設計を採用。また、独自開発のフィルター回路「VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)」をフロントL/Rに搭載。デジタル音声信号のD/A変換時のノイズを除去し、 2ch再生の空間表現力が向上する。
オブジェクトオーディオ技術のDTS:XとDolby Atmosに対応。独自の音場設定機能「AccuEQ Room Calibration」では、付属の測定マイクにより、スピーカーの数や視聴位置からの距離、低域、クロスオーバー周波数などを測定することで、部屋やスピーカーシステムに合わせて視聴環境を自動で最適化する。「AccuReflex」は、Dolby Atmos対応スピーカーによる天井からの反射音と直接聴こえる帯域の音との間にわずかに生じる時間差の位相ズレを補正する技術。聴感上の違和感を取り除き、最適な音場空間を実現できるという。
無線LANとBluetoothを搭載し、スマートフォンなどを使ったワイヤレスオーディオ再生に対応。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n対応、BluetoothはAACコーデックをサポートする。
音楽配信サービスなどを受信して出力できるChromecast機能も本体に内蔵し、ファームウェアのアップデートにより対応予定。手持ちのiPhoneやAndroidデバイスのChromecast対応アプリやWebブラウザのChromeからの操作で音楽を聴ける。インターネットラジオは、radiko.jpやTuneInなどに対応する。スマートフォン用のコントロールアプリ「Onkyo Controller」からの操作も可能。AppleのAirPlayもサポートしている。
FM/AMチューナも内蔵し、40局をプリセット。HDMI以外の入力端子は光デジタル音声入力×3、同軸デジタル音声入力×1系統、アナログ音声入力×8。出力端子はアナログ×1(ZONE2)、ヘッドフォン、サブウーファプリアウト。USB×1や、Ethernetなども備えている。消費電力は490Wで、待機時は0.1W(スタンバイ)。外形寸法は435×378×173.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10.0kg。