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調布に9月開業の新イオンシネマ、最高級電動シートや立体音響GDC featuring dts-Xを導入
2017年7月5日 15:25
イオンエンターテイメントは、東京・調布に9月29日オープンする大型シネマコンプレックス「イオンシネマ シアタス調布」において、最高級シートでくつろぎながら映画を鑑賞できる「Gran Theater(グランシアター)」を3番スクリーンに導入するほか、立体音響技術の「GDC featuring dts-X」を10番スクリーンに採用すると発表した。いずれも東日本では初の設備となる。これまで「'17年秋開業」としていたが、正式なオープン日が9月29日に決定した。
イオンシネマ シアタス調布は、9月29日にオープンする大規模商業施設「トリエ京王調布」のC館(東京都調布市小島町2丁目61番地1)で同日に開業。11スクリーン、約1,650席を備える。劇場名の「シアタス」には、映画館(シアター)に新たな付加価値を“足す”という意味が込められており、映画だけでなく、音楽コンサート、スポーツ、演劇、ゲームなど、さまざまなコンテンツを上映予定。
3番スクリーンに導入する「グランシアター」は、全席電動リクライニングシートでくつろげるのが特徴。イオンシネマ岡山に続く導入で、東日本では初となる。アジア圏で初めて仏キネット製の最高級シート「ダイアモンド・クラス」を全席に採用。映画館のために作られた高級レザーを使用した専用シートは「飛行機のファーストクラスを凌ぐ贅沢なサイズ」に、最新の電動リクライニングシステムを搭載し、好みに合った形に設定して座れる。
また、都内シネコン最大級となる約530席の10番スクリーンには、立体音響テクノロジー「GDC featuring dts-X」を東日本で初めて採用。大型スクリーンの映像とイオンシネマ独自の4ウェイ立体音響システムで構成する「ULTIRA(ウルティラ)」と合わせて、「新次元のサウンド、これまでにない映像美と臨場感」を楽しめるという。
そのほか、6番スクリーンにはシートが映画に連動して動き、ミスト、雨、香りなど18種類の演出を行なう体感型アトラクションシアター「4DX」を導入する。
9月29日にオープンする大規模商業施設「トリエ京王調布」は京王線の調布駅周辺の再開発地域に、全72店舗で誕生。イオンシネマ シアタス調布や、調布にゆかりのあるカフェやレストランなどが開業するC館のほか、ファッションや雑貨、食品などのA館、ビックカメラなどが出店するB館の3館で構成する。施設コンセプトは「調布らしいちょっとステキな生活」。駐車場は約330台。運営会社は京王電鉄。