ニュース
ゼンハイザー、好みの音を選べるイヤフォン「IE 80 S」。MOMENTUM Freeも発表
2017年9月1日 20:10
ゼンハイザーは、1日からドイツ・ベルリンで開幕した「IFA2017」にあわせて新イヤフォン「IE 80 S」と、aptX HD対応のBluetoothイヤフォン「MOMENTUM Free Bluetooth」を発表した。日本での発売や価格は未定。
音を選べる「IE 80 S」
IE 80 Sは、2011年発売の「IE 80」をベースにフィット感や音質の向上を図ったイヤフォンで、ドイツでは9月に発売。「プロフェッショナルHi-Fiステレオサウンドを一層改善し、ハイエンドオーディオファイル・シリーズの美しいスタイルを継承した、新たなデザインを採用した」という。
ドライバはダイナミック型で、独自のサウンドカスタマイゼーション機能により、リスナーの好みに合わせて周波数特性を変更可能。ハウジング部のネジで音質を調整できる。また、随所にステンレス製パーツを用い、左右をすぐに認識できるよう、右のイヤフォンコネクタに赤のストレインリリーフを採用している。
イヤーチップは標準タイプ、ラメラシリコン製、Comply製の形状記憶タイプの3種類から選択可能で、耳管へのフィット感を向上。最大26dBまでパッシブノイズを減衰できるという。ケーブルは着脱可能で、リモコン/マイク付きのスマートリモートケーブルも付属する。
aptX Low Latency対応「MOMENTUM Free Bluetooth」
MOMENTUMシリーズのカナル型Bluetoothイヤフォン。ネックバンド型のMOMENTUM In-Ear Wirelessに続く、同シリーズのワイヤレスイヤフォンとなる。ドイツでは10月発売予定。
ダイナミック型ユニットと、特注のステンレススチール製音導管により、音響精度と強力な低音応答、細部にこだわったボーカル再生などの「MOMENTUMシグネチャーサウンド」を実現するという。
Bluetooth 4.2に準拠し、aptX/AACコーデックに加え、低遅延かつ高音質なaptX Low Latencyにも対応。「ビジュアルとオーディオ伝送を常に完璧に同期し、ゲームや動画を存分に楽しめる」としている。バッテリは、約6時間の連続使用に対応。3ボタンのリモコンやマイクも備えている。レザーケースが付属する。