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有楽町にゴジラ襲来!! GODZILLA SHOW SPACE開幕、「怪獣惑星」展示
2017年11月10日 14:23
有楽町マルイ8階で、歴代ゴジラから最新アニメゴジラまで一挙に集結する展示イベント「GODZILLA SHOW SPACE」が10日、開幕した。アニメ映画「GODZILLA 怪獣惑星」の11月17日公開を記念するもので、入場料は1,000円(税込)、中学生以下は300円(同)、未就学児無料。営業時間は11時~21時(日・祝は10時30分~20時30分)。開催期間は2018年1月8日まで。
有楽町に程近い銀座・和光ビルに迫るゴジラのジオラマ展示など、初代ゴジラから「シン・ゴジラ」まで、ゴジラ29作品の貴重な資料や映像を紹介。公開目前の「GODZILLA 怪獣惑星」に関する作品資料や、ミニジオラマも一足先に見られる。また、入場特典として、「GODZILLA 怪獣惑星」オリジナルしおり1枚(全5種)が入場時にランダムで配布される(未就学児を除く)。
初日はゴジラと丸井の青野真博 常務取締役が来場し、「GODZILLA SHOW SPACE」の開幕式が行なわれた。2人の同時スイッチオンで、背後に同イベントとアニメ映画ポスターを組み合わせた垂れ幕が現われ、イベントスタートを祝った。
そして11時の有楽町マルイ開店とともに、詰めかけた熱心なゴジラファンたちが続々入場していった。
最新作「怪獣惑星」資料やジオラマ。ゴジラの歴史を辿る
映画「GODZILLA 怪獣惑星」は、巨大生物「怪獣」の出現で敗走を重ねた人類が一度は地球を離れて移住可能な惑星を目指すも、再び地球に帰還してゴジラを頂点とした新たな生態系に挑む、従来のゴジラとは一線を画すシビアでハードな未来世界を描く作品。ストーリー原案・脚本を虚淵玄(ニトロプラス)が担当し、3DCGスタジオのポリゴン・ピクチュアズがアニメ制作を手がける。監督は「名探偵コナン 純黒の悪夢」の静野孔文と、「シドニアの騎士」などの瀬下寛之の2人。
主人公のハルオ・サカキを声優・宮野真守、ヒロインのユウコ・タニを花澤香菜が演じる。その他の声の出演は杉田智和、梶裕貴、小野大輔など。会場には登場キャラクターの等身大パネルをはじめ、コンセプトアートなどのさまざまな設定資料が展示されている。
また、2万年後の地球を跋扈するアニメゴジラを立体化し、ミニジオラマで再現したコーナーもある。市街地ではなく森の中に立つゴジラの姿は新鮮で、精悍な印象だ。
アニメゴジラに至るまでの、ゴジラの資料も展示。第1作の「ゴジラ」(1954年)エリアでは、映画ができるまでのパネル展示やタブレットを使った体験コンテンツ、初代ゴジラの頭部や劇中で芹沢大助博士が開発した兵器「オキシジェン・デストロイヤー」の模型を間近で見られる。
また、初代に続く歴代ゴジラの劇場ポスターや頭部模型、撮影にあたり検討用に制作されたミニチュアモデルなど、シン・ゴジラまでの数多くのゴジラ資料が勢揃い。モスラやキングギドラなどの特撮怪獣映画の展示も行なわれている。
歴代ゴジラのジオラマ展示は2種類。ひとつは、東宝映像美術の小林知己氏が手がけ、川北紘一 特技監督が監修した平成ゴジラの検討用イメージモデルに、発光ギミックなどを施した展示。来場者が近づくとゴジラの目が光り、大きな咆吼を上げる。なお、このゴジラの原型は日比谷シャンテのゴジラ像の元にもなったとのこと。
もうひとつは「ゴジラVSデストロイア」(1995年)で実際に撮影に使用された、胸部や腹部が赤く光るバーニングタイプのゴジラをイベント用に改修したもの。全長は天井に届くほどで、会場でひときわ存在感のある展示だ。
会場にはショップを併設。新宿マルイアネックスに10月30日オープンした「ゴジラ・ストア Tokyo」のサテライト会場として、ゴジラ公式グッズやオリジナルグッズを販売している。