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スピーカーの反射音を拡散して部屋の音響を整えるパネル「FOCUS」。吸音効果も
2017年12月12日 12:11
Escartは、スピーカーの背面やラックの裏などへ置くことで、音のエネルギーを損なわずに室内の音響を整えるというVentoブランドの音響パネル「FOCUS」を12月15日に発売する。価格は72,000円。
拡散の効果を主とした音響パネルで、スピーカーから出る音のうち、壁に反射することで遅れて聴こえる反射音を、リスニングポイントへ届かないように分散。吸音のように、必要なエネルギーを損なわないという。
拡散面は、最大限の効果を得られるよう綿密にパターンを配列。拡散の効果をメインに、吸音の効果も加えたハイブリッドとすることで、拡散だけでは処理できない音を吸音によりカバー。様々な環境に対応できるという。
効果的な設置場所として、リスニングポイント正面、スピーカー背面、側壁の一次反射面、リスニングポイント背面の4つを挙げている。外形寸法は537×41×1,331mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.5kg。
専用スタンド2モデルも別売で用意し、L型の「FOST-L」が5,000円、T型の「FOST-T」が6,000円。付属の転倒防止金具を利用すると、壁に簡易的な固定ができる。