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do、ドローンの飛行可能空域をスマホでチェックできる無料アプリ

 doは25日、ドローンの飛行可能空域をスマートフォンでチェックできる「ドローン飛行チェックアプリ」を無料でリリースした。Android/iOS版を用意している。

「ドローン飛行チェックアプリ」のイメージ

 200g以上のドローンは改正航空法により、空港周辺など、航空機の航行の安全に影響を及ぼすおそれがある空域、人又は家屋の密集している地域(DID)の上空。さらに、地上から150m以上の高さでの飛行は禁止されている(あらかじめ申請を行ない、国土交通大臣の許可を得た場合は飛行可能)。

 第三者や建物、自動車などから30m以上の距離を保って飛行する事や、お祭りなどのイベントの上空飛行、危険物の輸送やドローンからモノを落とすといった飛行も承認が必要。肉眼で見えない距離まで飛ばす“目視外飛行”、機体が見えなくなる夜間の飛行にも承認が必要となる。

 ドローンビジネスのオンラインプラットフォーム「drone market」を手がけるdoが開発した「ドローン飛行チェックアプリ」は、飛行許可が必要となる空域かどうかをチェックできるのが特徴。現在時刻と位置情報から、日中または日没の時間を割り出し、現在飛行可能かどうかが分かる機能も備えている。

 アプリは現在日本語のみに対応しているが、「国際的なイベント等の開催により訪日外国人旅行者の増加が見込まれるため、 英語をはじめとした多言語化にも対応していく予定」だという。