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ソニー、有機EL BRAVIAのA1や液晶Z9D/X9500EがDolby Vision対応。音声検索も強化
2018年4月13日 11:56
ソニーは12日、BRAVIAの有機ELテレビ「A1」や液晶テレビ「Z9D」など8シリーズの本体ソフトウェアをアップデート。新たにA1/Z9D/X9500EシリーズにおいてHDRのDolby Visionに対応した。また、音声検索のユーザーインターフェイスなどの変更や、無線LAN接続不具合の改善なども行なっている。
アップデート対象は、Android TV搭載機種の2017年モデルA1/X9500E/X9000E/X8500E/X8000Eシリーズと、2016年モデルZ9D/X8300D/X7000Dシリーズ。
上記のうち、2017年のA1/X9500Eシリーズ、2016年のZ9Dシリーズは、HDR規格のDolby VisionコンテンツのHDMI入力とストリーミング再生に対応。Ultra HD Blu-ray(UHD BD)ソフトのほか、NetflixやPrime Video(Amazonビデオ)、ひかりTVなどのHDR映像で利用できる。なお、これらの機種は既にHDR10やHLGの各方式にも対応している。
8シリーズ共通のアップデートとして、音声検索機能の仕様を変更。リモコンの「マイク」ボタンを押したときに表示される検索画面の位置を画面下部へ移動した。これにより、映像を視聴しながら、手早く音声検索の結果を確認できるようになった。また、リモコンの↑ボタンを押すと、全ての検索結果を表示する。録画番組や、「今週のバラエティ番組を録画して」といった自然言語による番組の検索結果などは、この操作で確認できる。
アプリ起動中に、リモコンのマイクボタンを押すと、起動しているアプリ以外を含む横断的な検索が実行される。なお、使用中のアプリのみの検索結果表示もできるほか、検索対象のアプリを絞り込むことも可能。ただし、絞り込みの際にYouTubeは検索対象から外せない。
そのほか、「Amazon ビデオ」アプリのロゴと名称を、Amazonの正式表記に合わせて「Prime Video」に変更する。なお、サービス内容に変更はない。