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RICOH THETAのiOSアプリが一本化。編集アプリもひとつに

 リコーは31日、全天球カメラのTHETA関連アプリをバージョンアップした。iOS版の基本アプリを「RICOH THETA」(Ver.2.0.0)に統合し、全モデルを1つのアプリで操作できる。Android版アプリも今後、「RICOH THETA」に統合する予定。

RICOH THETA V

 これまでiOS版の基本アプリは、THETA V/S/SC向けの「RICOH THETA S」と、THETA/m15向けの「RICOH THETA m15」が提供されていたが、RICOH THETA Sに統合して名称をRICOH THETAに変更した。なおAndroid版は今回は名称変更のみで、統合は7〜9月頃を予定している。

 統合に伴い、App StoreストアからはRICOH THETA m15アプリをダウンロードできなくなる。アプリを削除するとカメラロールに保存していない画像も削除される。カメラロールへバックアップ時は、一度に大量のファイルを選択すると保存に失敗するため、少量ずつ選択して実行するか、m15アプリを使い続けるよう呼びかけている。

 iOS/Android用の編集アプリについても、「THETA+ Video」の動画編集機能を「THETA+」に統合し、静止画と動画の編集をひとつのアプリで行なえるようにした。これによりTHETA+ Videoアプリのアプリストアからの配信は停止した。

 THETA+では、新たにアニメーションに画像補正・フィルター・スタンプテキストを使用できるようになったほか、ミラーボール以外のビューにスタンプテキストを入れられる。アニメーションのカスタム機能の追加で、360度画像の見せたい箇所と動きを自由に設定できるようにした。ユーザーインターフェイスも刷新している。