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マンフロット、360度カメラ用ミニ三脚+4段ポールなど7製品。VR撮影対応強化

 ヴァイテックイメージングは、マンフロットのミニ三脚「PIXI EVO」に4段ポールを組み合わせ、RICOH THETAなど小型360度カメラの撮影で使える「MKCONVR」を含む、VR撮影サポート機材7製品を18日より発売する。価格は、MKCONVRが11,250円など。

MKCONVR(PIXI EVO+4段ポールキット、左)。右は使用例 ※THETAは付属しない
360度撮影のイメージ

 THETAなどの小型360度カメラ向けに、計3製品をラインナップ。価格は下記の通り。

  • MKCONVR(PIXI EVO+4段ポールキット) 11,250円
  • MPOLEVR(アルミニウムセルフィースティック) 6,100円
  • MKPROVR(テーブル三脚+エクステンションキット) 10,950円

 MKCONVRは、床に置いて360度撮影するためのキットで、PIXI EVOから可動ボール雲台を省いて4段アルミニウムポールを取り付けたもの。三脚部は脚の長さや開脚角度を調節でき、ポールは最高143cmまで伸ばせる。ポールを外して自撮り棒としても使える。ネジ径は1/4インチ。重量は540g。最大耐荷重は1kg(最大伸長時0.15kg)。

 MPOLEVRは、MKCONVRの4段ポールのみを単体発売。小型360度カメラによる自撮りや手持ちVR撮影で使えるとする。全長は135cmで、重量は300g。最大耐荷重はMKCONVRと同じ。

MPOLEVR(アルミニウムセルフィースティック) ※THETAは付属しない

 MKPROVRは、テーブル上でVR撮影するためのキットで、アルミニウム製小型三脚に、最大29cmまで伸ばせるエクステンション、3/8-1/4インチのネジ変換アダプタをセット。重量は205g。最大耐荷重は2kg。

MKPROVR(テーブル三脚+エクステンションキット、左)。右は使用例 ※THETAは付属しない

 軽量コンパクトなアルミニウム製のベースとブーム計3製品も用意。価格は下記の通り。

  • MTALUVR(アルミニウムベース L) 42,500円
  • MBOOMAVR(アルミニウムエクステンションブームM) 16,100円
  • MSTANDVR(スタンド+アルミニウムブーム) 27,500円

 MTALUVRは格納高45cm、重量2.16kgの大型アルミニウムベース。単体の全伸高は151cmで、目の高さでの撮影できるとする。最大耐荷重は7kg。段数は4段で、最低高42cm。付属のブームコネクタを三脚のセンターポール上下端に取り付けると、エクステンションブームのMBOOMAVRを2点留めで固定できる。側面にアクセサリ接続用の3/8インチネジも備える。

 MBOOMAVRは最長200cmまで伸び、段数は4段で、最低高61cm。下端に三脚取付用のメスネジ、上端にカメラ機材などを固定する反転式スクリューネジを備える。重量は0.52kg、最大耐荷重は1.5kg。

MTALUVR(アルミニウムベース L)
MBOOMAVR(アルミニウムエクステンションブームM)
アルミニウムベース Lにエクステンションブームを取り付けたところ

 MSTANDVRは、ライトスタンドの脚の形状をしたベースとMBOOMAVRのセットで、軽量な360度カメラ撮影向け。全伸高は212cm、最低高72cmで、重量は1.15kg、最大耐荷重は1.5kg(最大伸長時0.5kg)。

MSTANDVR(スタンド+アルミニウムブーム)

 一眼レフカメラによる多重列パノラマ写真撮影用雲台「MHPANOVR」の価格は97,500円。従来の「303SPH」と同等品だが、価格を抑えたモデルとなる。アルミニウム製で高さは32cm。重量は2.43kg、最大耐荷重は4kg。

MHPANOVR(マルチプレート付きパノラマ雲台)

 VR撮影ベース・ブームや三脚の上に、カメラと共に取り付け、カメラ/レンズのノーダルポイントを中心に雲台が回転するよう、スライディングプレートを使ってカメラ位置を調整する。レンズの視野角に合わせてパン軸の回転角(360度パノラマ写真を完成させるのに必要な写真枚数)とティルト軸の回転角を決め、全アングルで写真撮影が可能。ノーダルポイントや回転角を正確にセットできるため、撮影後の合成が容易になるという。

MHPANOVRの利用イメージ