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ソニー、24-200mmズームと世界最速0.03秒AFの「RX100 VI」を海外発表

 ソニーは海外で、1型CMOSセンサー搭載コンパクトデジタルカメラの新機種「RX100 VI」(DSC-RX100M6)を発表した。欧州では7月に発売し、価格は1,300ユーロ。6日付で日本でも正式発表され、6月22日より発売される。店頭予想価格は14万円前後。詳細は別記事で紹介する

RX100 VI

 1型2,010万画素でDRAM搭載の積層型Exmor RS CMOSセンサーを採用し、処理速度を高速化、映像エンジンのBIONZ XとフロントエンドLSIが進化した。315点位相検出AFとコントラストAFによるファストハイブリッドAFを備え、1型センサー搭載モデルで世界最速とする0.03秒のAFを実現。AF/AE追従で最大24fpsの連写に対応。4段分の光学手ブレ補正を搭載。

 全画素読み出しの4K(3,840×2,160ドット)動画撮影に対応し、4K/HDR撮影もサポート。HLG(ハイブリッドログガンマ)や、S-Log3/S-Gamut3に対応。フルHDの120fps撮影や、プロキシ記録などに対応する。最大1,000fps(PAL)のスロー撮影にも対応。

 レンズはツァイスのバリオ・ゾナーT*、24~200mm(35mm換算)の光学8倍ズームで、従来モデルRX100 Vの24~70mm(同)から強化。明るさはF2.8~4.5(RX100 VはF1.8~2.8)。RX100シリーズのコンパクトな筐体は維持している。レンズは2枚のED(超低分散)非球面ガラスと、4枚の非球面レンズを含む8つの非球面レンズで構成。大口径による美しいボケを可能としている。

 記録メディアはメモリースティックデュオとSDカード。235万画素の有機ELビューファインダと、RX100シリーズ初のタッチシャッター対応3型液晶モニタを装備。無線LANやBluetoothを備え、NFCにも対応する。外形寸法は101.6×42.8×58.1mm(幅×奥行き×高さ)、バッテリやSDカードを除く本体のみの重量は274g。

有機ELビューファインダ
液晶モニタ側

【更新】日本でも正式発表されたため、記事に追記しました(14時30分追記)