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ラトックの家電コントローラが「Amazon Echo Spot」対応、ディスプレイにTV用ボタン
2018年6月21日 16:42
ラトックシステムは、同社のスマート家電コントローラ「RS-WFIREX3/REX-WFIREX2」が、Amazon.co.jpが予約販売を開始したディスプレイ付きスマートスピーカー「Amazon Echo Spot」に対応すると発表した。ディスプレイに、テレビの音量ボタンやエアコンの設定温度などを表示できる。
RS-WFIREX3とEcho Spotを連携させると、Echo Spotに話かける事で、RS-WFIREX3を介して様々な家電がコントロールできる。さらに、Echo Spotが搭載するディスプレイを活かし、話しかけた家電操作の実行後、操作内容をディスプレイに表示、声でもアナウンスする。これにより、声の指示をEcho Spotが正しく解釈したかを、目と耳で確認できる。
Echo Spot向けのスキルは、これまでのAlexaスキルのバージョンアップ版となり、既にAlexaアプリでリンク済みの場合は、アップデートや設定変更なしにEcho Spot対応家電リモコンとして利用できる。
テレビの操作例として、「アレクサ、家電リモコンを使ってチャンネルを1にして」、「アレクサ、家電リモコンを使って音量をあげて」と話しかけると、Echo Spotのディスプレイに「チャンネル1」、「ボリュームアップしました」とアップダウンボタンを表示。ボタンは直接タップして操作することも可能。
「アレクサ、エアコンをつけて」、「アレクサ、家電リモコンを使って冷房を28度にして」のように話しかけると、Echo Spotのスクリーンに「冷房:28度」と表示。エアコンの設定モード・温度をディスプレイで確認できる。各センサーと組み合わせれば、温度・湿度・照度の測定値も表示可能。
さらに、センサーで計測した温度・湿度を元に、部屋の“快適レベル”を表示する機能も追加。「環境を教えて」、「今の状態を教えて」と話しかけると、センサーの値を取得し、快適レベルを5つのゾーンで表示。温度・湿度の条件から熱中症、脱水症状、リューマチや呼吸器系疾患の症状悪化の可能性がある場合は、表示エリアを光らせて知らせる。極端に危険度が高いときは、Alexaが「熱中症の危険があります」、「脱水症状の危険があります」など、音声で注意喚起する。
「Echo Spot」は、6月20日より予約販売を開始。価格は14,980円(税込)で、出荷開始は7月26日を予定。クラウドベースの音声サービス「Alexa」の全機能を利用できるスマートスピーカーとして動作するほか、前面の円形ディスプレイで、さまざまな情報やコンテンツを表示できる。
Amazon Echo Spot | ラトックシステム RS-WFIREX3 |
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