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NUARL、充電ケース改良の左右分離イヤフォン。HDSS省き9,750円の低価格版も
2018年10月5日 09:00
エム・ティ・アイは、NUARL(ヌアール)ブランドの左右完全分離型イヤフォン「NT01」をマイナーチェンジした「NT01B」を、11月9日に発売する。カラーはマットブラックとブラックシルバー。価格は13,750円。同日には、低価格版となる「NT01L」も9,750円で発売する。カラーはネイビーとダークグレー。
マイナーチェンジモデル「NT01B」
既発売の「NT01」は、音質と接続性に優れた完全分離型イヤフォン専用のQualcomm「QCC3001」チップセットを搭載。独自のMCA(Mutual Coupling Antenna)テクノロジーを使った内蔵のアンテナと組み合わせる事で、接続の安定化や低ノイズ化を図った製品。IPX4の耐水性や、最大約5時間の連続再生なども特徴。
新たに発売されるマイナーチェンジモデル「NT01B」は、イヤフォン部分は既存のNT01と同じ。改良されるのはバッテリー内蔵ケースで、携帯性の向上とイヤフォンの充電回数を増加させた「NT CASE2」となった。
具体的には、バッグの中などで誤ってケースの蓋が開かないように、誤動作防止のリブを搭載。空の状態の全NT01のイヤフォンを、約2.5回充電でき、高速充電もサポート。NT01を約1.5時間で満充電できる。なお、「NT CASE2」は4,000円で単品販売も実施する。
新ケースと組み合わせる事で、イヤフォン単体では約5時間、新ケースと組み合わせる事で、最大約17時間の使用が可能。
6mmのダイナミック型ユニットを採用。歪みを抑えクリアなサウンドを再生するHDSS技術を採用しており、内蔵したETL音響モジュールの効果で、頭内定位を防ぎ、立体感のある自然な音の広がりを再現できるという。
コーデックはSBC、AACに対応。プロファイルはA2DP、HFP、HSP、AVRCPに対応する。
イヤーピースはFitting TypeのL/M/Sサイズと、Plug-in TypeのL/M/Sを同梱。イヤーループやポーチも付属する。
購入から1年以内であれば、片側を紛失しても、もう片側のイヤホンが残っていれば新品と有償で交換できる紛失サポートも用意する。
低価格版「NT01L」
従来の「NT01」は14,750円だが、低価格版「NT01L」は9,750円となる。NT01、およびNT01Bとの大きな違いは、イヤフォン部分にHDSS技術を使っていない事。付属品を簡略化する事で、低価格化している。
付属の充電用ケースは「NT CASE2」で、新機種のNT01Bに付属するものと同じ。NT01Bとの付属品の違いとして、イヤーピースがFitting Typeのみで、Plug-in Typeは付属しない。また、ポーチも省かれている。