JVC、スコア付き撮影できる1080/60pビデオカメラ。防水防塵で屋外の試合も

JVCケンウッドは、スポーツのテレビ中継のようなスコア表示付き撮影ができる、JVCブランドのフルHDビデオカメラ「Everio R GZ-RX685J」を2月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後。カラーはブラッドオレンジ(D)とマットブラック(B)の2色。

GZ-RX685J

1/5.8型で251万画素の裏面照射CMOSセンサーを備えたビデオカメラで、1080/60p記録に対応。光学40倍、ダイナミック60倍のズームを搭載する。内蔵メモリは64GBで、SD/SDHC/SDXCカードスロットを備える。

無線LANを搭載し、スマートフォン用のスポーツチーム向けコミュニケーションアプリ「teamnote」や、競技別(野球/バスケットボール/サッカー)スコア入力アプリ「teamnote SPORTS」シリーズと連携。撮影中の映像にスコアや選手情報を入力でき、テレビのスポーツ中継のような映像の撮影と記録を可能したのが特徴。

「防水」、「防塵」、「耐衝撃」、「耐低温」の4つの保護性能「QUAD PROOF」を搭載。IPX8/IPX6相当の防水性能と、IP5X相当の防塵性能に加え、1.5mの耐衝撃性能とマイナス10度の耐低温性能を備える。突然の雨や砂埃など、屋外での試合の撮影にも対応する。

ブラッドオレンジ

マットブラック

動画記録はAVCHDで、最高1080/60pでの撮影が可能。JPEG静止画記録もできる。コニカミノルタHDレンズを搭載し、F値はF1.8～6.3。35mm換算の動画の焦点距離は40.5～2,758mm(ダイナミックズームON時)、40.5～1,982mm(ダイナミックズームOFF時)。フィルター径は37mm。パワーモード搭載の電子式手ブレ補正を備える。最低被写体照度は3ルクス。

連続撮影約4時間20分の大容量バッテリーを内蔵。長時間にわたる少年野球の試合などもバッテリー交換の手間なく撮影可能としている。市販のモバイルバッテリーからも充電できる。定格出力5V1A以上、電池容量5,200mA以上のモバイルバッテリーに対応し、プログレッシブモードやWi-Fi使用時は充電できない。そのほか、内蔵バッテリーからスマートフォンへの給電にも対応する。

タブレット専用アプリ「JVC CAM Coach 2」とも連携可能。このアプリを使うと、カメラで撮影した映像をタブレット端末にWi-Fiで転送し、撮影画像の再生や、2つの再生画像を表示しての比較、セルフチェックや再生画像に説明を加えるなどの機能が利用できる。

液晶モニターは3型/46万画素。HDMIミニ出力とAV出力(3.5mmミニ)、USBマイクロを装備する。外形寸法は60×128×59.5mm(幅×奥行き×高さ)。バッテリを含めた重量は約306g。