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8K CGでティラノサウルス再現。NHK BS8K「恐竜王国ニッポン」
2019年2月8日 13:25
NHKは、8K解像度のCG映像で“恐竜時代の日本”を再現した番組「8Kで完全再現! これが恐竜王国ニッポンだ!」をNHK BS8Kで放送する。放送日時は、3月10日(日)18時00分~19時00分。
北海道むかわ町で全身骨格の化石が発見された“むかわ竜”を中心に、最新の恐竜研究に関するドキュメンタリーを交え、恐竜が生息していた約7,000万年前の日本を8K CGで再現。恐竜の皮膚や質感などのディテールにもこだわり、CGで制作した恐竜が実写の背景の中で躍動するリアルな映像で日本の恐竜を紹介するという。'18年12月のNHK BS8K放送の開始以来、本格的な8K CGを使った番組は初めて。
日本の恐竜研究史上、最大の発見とされる「むかわ竜」。東アジアの沿岸部に位置していた恐竜時代の日本に関しては謎が多く、むかわ竜は空白地帯の謎を解く重要なピースとして期待されている。加えて近年、ティラノサウルス類や巨大竜脚類、あるいは海の巨大生物の化石も次々と見つかり「恐竜時代の日本」を描く材料が揃ってきたという。
「7,000万前のアジア海岸線。むかわ竜は現代のバッファロー並み、数百頭もの群れで生きていた。そばにはティラノサウルス類の姿も。さらに海中には“海のティラノサウルス”と呼ばれる巨大竜モササウルスが潜み、海岸にいる恐竜に襲いかかり、海中へと引きずり込む……」
番組では、こうした熾烈な生存競争を8K CGで再現。最新研究に関するドキュメントを交え浮かび上がった日本の恐竜王国をダイナミックに紹介するとしている。