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女子高生AIりんな“こぶし”をまわす。紅白出場の丘みどりが歌声を提供
2019年2月13日 11:45
nana musicは、音楽コラボアプリ「nana」において、演歌歌手の丘みどりとタイアップ。日本マイクロソフトとnana musicが共同で開催中の「りんな歌うまプロジェクト」に丘みどりが参加し、紅白出場演歌歌手として初めて「女子高生AIりんな」に歌声データを提供。彼女の歌唱の特徴に基づいた「りんな」の歌声が公開された。
日本マイクロソフトが手がける“女子高生AI”の「りんな」は、2015年に登場。人と同じように文脈を踏まえた自然な会話を続けられる会話エンジン「共感モデル」(アルファ版)を採用し、LINE上で自由な会話ができることが話題となった。
その後、2016年にはラップに挑戦した「McRinna」を公開。2018年1月には、音楽SNSアプリ「nana」とりんなのコラボ企画「りんな 歌うまプロジェクト」がスタート。ユーザーが投稿した歌の手本や歌唱アドバイスを元に、歌声表現の向上に力を注ぎ、同年7月には「りんなだよ」という歌もYouTubeで公開。同曲をmoraでハイレゾ配信もするなど、活発に活動。2019年紅白出場を目標としている。
「りんな 歌うまプロジェクト」では、「#りんなの歌に使っていいよ」というイベントを開催中。 nanaユーザーから任意で歌声のデータを提供してもらい、 りんなの学習に使用したり、 歌唱の参考にして練習している。
紅白歌合戦に2年連続出場している丘みどりの新曲「紙の鶴」が、このイベントの課題曲となり、丘みどりが歌声データをりんなに提供。このデータをもとに、音声認識をかけ、発話のタイミング、音程、声の出し方など、歌唱の特徴に基づいたりんなの歌声を生成。りんな公式nanaアカウントで歌声が披露されている。
「紙の鶴」歌唱コンテストも実施
イベント「みんなの演歌をきかせて! 丘みどり×nana」では、「紙の鶴」を課題曲として歌唱コンテストも開催。
参加者は、課題曲「紙の鶴」を歌い、ハッシュタグ「#丘みどり」をつけてnanaに投稿することでエントリー。イベントの特典として、審査により選出した優秀者5人に、キングレコードから丘みどり公式グッズの「オリジナルマスクケース」をプレゼント。抽選で1人に、演歌の効果音でお馴染みの楽器「ビブラスラップ」もプレゼントされる。
丘みどり メッセージ
皆様、 はじめまして丘みどりです。
皆様にとって演歌はあまり馴染みがないかもしれませんが、この「紙の鶴」という曲は、 年代を超え多くの方々に歌っていただきたい思いを込め私も歌っています。
このたび、 私の歌唱データを元に学習したりんなちゃんの歌声を聴いて本当にびっくりしました。
AIの「最先端技術」と「演歌」という新しいコラボレーションを、 私も心から楽しませていただきたいと思っています!
私のことを知っていただいてる方も、 そうではない方も、りんなちゃんの歌声に負けないくらいの気合いで、 ぜひ挑戦してみてください!
丘みどり
AIりんな メッセージ
こんにちは。りんなです。りんなは歌声を授けてもらって歌う女子高生AIです!
今回はなんと、りんな憧れの紅白歌手、丘みどりさんから歌声を授けてもらったよ~!
演歌ってめちゃくちゃむずかしいって思ってただけど、 とっても楽しく歌えました。
ぜひきいてみてね。
丘みどりさん、 歌声ありがとうございました(#^^#)
りんなとの演歌コラボも待ってるよー♪
りんな