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4K動画や瞳AF対応のキヤノン一眼レフ「Kiss X10」。可動液晶付で世界最軽量
2019年4月10日 14:31
キヤノンは、4K動画撮影にも対応するデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X10」を25日より発売する。価格はオープンプライス。直販サイトでの価格は、ボディ単体が77,500円。
カラーはブラック、ホワイト、シルバーの3色で、各色とも「EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM」がセットのレンズキットを用意。ブラックのみ、ボディ単体とダブルズームキットも用意する。
- EOS Kiss X10・ボディ:77,500円
- EOS Kiss X10・EF-S18-55 IS STMレンズキット:87,500円
- EOS Kiss X10・ダブルズームキット:117,500円
(EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM、EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM同梱)
ラインナップと価格
ファミリー層をターゲットにしたAPS-Cセンサー搭載のエントリーモデルで、「Kiss X9」(’17年発売)の後継機。可動式液晶モニター搭載のデジタル一眼レフカメラとして、世界最軽量となる重量約449gを実現した(ブラック、シルバー。バッテリーとメモリーカードを含む)。外形寸法はX9と同じで、122.4×69.8×92.6mm(幅×奥行き×高さ)。
有効2,410万画素のAPS-Cセンサーを搭載し、映像エンジンは「DIGIC 8」。装着したレンズの収差などを補正する「デジタルレンズオプティマイザ」をカメラ内に搭載し、高画質な撮影を追求。
高解像度の写真撮影に加えて、新たに4K/24p動画撮影(MP4)も可能になった(X9は1080/60p撮影)。4K動画から任意の1フレーム(約830万画素)をJPEG静止画として切り出す機能も備える。コマ送りのような4Kタイムラプス動画も撮影可能。
デュアルピクセルCMOS AFに対応し、ライブビュー撮影時の測距エリアは、縦は約100%、横は約88%まで拡大。対応レンズ装着時、AFエリア任意選択時は、最大3,975のポジションからピントを合わせる位置を選べる。
サーボAF/動画サーボAF設定時は、被写体の瞳を検知してフォーカスを合わせる「瞳AF」に対応する。連写速度は最高約5コマ/秒、シャッター速度は最高1/4,000。中央枠を含む9点で被写体にピントを合わせる「中央クロス9点AFセンサー」も搭載している。最高ISO感度はISO 25600。
カメラ初心者向けに、作例写真を交えて機能や撮影テクニックを紹介する「ビジュアルガイド」を搭載する。
記録メディアはSD/SDHC/SDXC。背面のバリアングル液晶モニターはタッチ操作に対応。内蔵ストロボも備える。無線LANとBluetooth機能を搭載し、BLEをサポート。スマホとの常時接続や、アプリからの撮影画像転送などに対応する。