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LG、新4Kチューナ搭載で約11万円からの液晶4K TV。5シリーズ10モデル

LGエレクトロニクス・ジャパンは、新4K衛星放送対応チューナーを搭載した4K液晶テレビ、5シリーズ10モデルを4月25日に発売する。SM9000P、SM8600P、SM8100P、UM7500P、UM7100Pシリーズを用意。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は11万円前後~43万円前後。

SM9000Pシリーズの65型「65SM9000PJB」
  • 【SM9000P】
    65型「65SM9000PJB」30万円前後
    55型「55SM9000PJB」22万円前後
  • 【SM8600P】
    75型「75SM8600PJB」43万円前後
  • 【SM8100P】
    65型「65SM8100PJB」23万円前後
    55型「55SM8100PJB」18万円前後
    49型「49SM8100PJB」15万円前後
  • 【UM7500P】
    65型「65UM7500PJA」21万円前後
    55型「55UM7500PJA」16万円前後
    43型「43UM7500PJA」11万円前後
  • 【UM7100P】
    49型「49UM7100PJA」13万円前後

全モデルに4K放送チューナーを1基搭載する。また、地上/BS/110度CSデジタルチューナーは各2基搭載し、USB HDDを接続する事で裏番組録画が可能。2番組同時録画はできない。

いずれのモデルもパネル解像度は3,840×2,160ドット。上位モデルのSM9000P、SM8600P、SM8100Pの3シリーズは、約1ナノメートルの細かく均一な粒子を用いて、色ノイズの原因となる過剰な光波長を吸収する「Nano Cell Display」仕様で、クリアで鮮明な表示ができるという「NanoColor」技術を搭載。この3シリーズは「Nano Cell TV AI ThinQ」と名付けられている。下位モデルのUM7500P、UM7100Pシリーズは「UHD TV AI ThinQ」。

全モデルの映像エンジンは、有機ELモデルにも搭載されている「α7 Gen2 Intelligent Processor」。フレーム単位のきめ細やかさで色合いを調整。最適な部分調光で輝度を制御し、映像のディテールまで描き抜くという。

α7 Gen2 Intelligent Processor

見るコンテンツに合わせ、最適な画像処理をするという「AI映像」、音質を調整する「AIサラウンド」も搭載。操作面では、独自のAIプラットフォーム「ThinQ AI」を使っており、これがさらに進化。「30分後にテレビを消して」など、自然な会話感覚で音声操作ができるという。Googleアシスタントに対応するほか、今後、AmazonのAlexaにも対応する予定。

SM9000Pシリーズ

直下型のLEDバックライトを採用。独自の制御技術により、細かな光の部分制御を可能にした「NanoBlack」技術で、光と闇のディテールを緻密に再現できるとする。

IPSパネルを採用しており、Nano Cell Displayにより、斜めから見た時の色再現性も向上。端から60度のアングルでも、正確に色を再現できるとする。

色彩情報の処理能力を飛躍的に向上させるという「True Color Accuracy」技術を導入。映像の正しい色を正確に読み取り、本来の輝きや深みを表現できるという。新4K8K衛星放送で採用されている、色域規格BT.2020にも対応する。10bitパネルを採用し、10億色以上の色を表示可能。

映像への没入感を追求するため、ベゼルの細さにもこだわっており、フレーム幅約4.8mmを実現。映像以外を徹底的に排除したデザインだという。

映像エンジンは「α7 Gen2 Intelligent Processor」。高精度な色の再現と同時に、フレーム単位のきめ細やかさで色合いを調整。最適な部分調光で輝度を制御し、映像のディテールまで描き抜くという。

新モデルではAI対応のエンジンに進化しており、見ているコンテンツに応じた画像処理・音質調整の方法を見つけて最適化するという。

繊細な部分調光で輝度、コントラストを最適化し、つぶれがちな微妙な色合いも表示できるという「Luminous Optimizer for Local Dimming II」や、ダイナミックレンジを拡張し、豊かな階調と幅広い明暗差を表現する「HDR Dynamic Tone Mapping」も搭載する。

4K/120pでの表示が可能で、スポーツなど、激しい動きの映像もなめらかに表示できる。

手前の人物や物体と、奥に広がる背景を分離し、互いの色彩の違いに配慮しながら、それぞれを最適なコントラストに調整する機能も備えている。

HDRは、Dolby Vision、Advanced HDR by technicolor、HDR10、HLGに対応。HDR効果モードを採用し、SDR映像にHDR効果を付与することもできる。音声はDolby Atmosもサポートする。

HDMI入力は4系統。HDMI 2.1に対応。コンポーネント/ビデオ入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドフォン出力×1も装備。LAN端子やWi-Fiも内蔵する。標準リモコンに加え、マジックリモコンも同梱。

スタンドを含めた外形寸法(幅×奥行き×高さ)、重量は65型が145.5×32.4×90.6cm、28.1kg。55型が123.2×26.3×78.1cmで、19.1kg。消費電力と年間消費電力量は、65型が220W、147kWh/年、55型が175W、123kWh/年。

SM8600P

75型「75SM8600PJB」をラインナップ。パネル解像度は3,840×2,160ドット。IPSで、エッジ型のLEDバックライトを採用。SM9000Pシリーズと同様に、「Nano Cell Display」となっており、クリアで鮮明な表示ができる「NanoColor」仕様。

SM8600Pシリーズ

エッジ型LEDバックライトでも、ライン状の光をコントロールし、明暗を表現している。「True Color Accuracy」技術や、色域規格BT.2020への対応、10bitパネルを採用した10億色以上の色表示もサポートする。

映像への没入感を追求するため、ベゼルの細さにもこだわっており、フレーム幅約4.8mmを実現。映像以外を徹底的に排除したデザインだという。

映像エンジンは「α7 Gen2 Intelligent Processor」。新モデルではAI対応のエンジンに進化し、見ているコンテンツに応じた画像処理・音質調整の方法を見つけて最適化するという。繊細な部分調光で輝度、コントラストを最適化し、つぶれがちな微妙な色合いも表示できる「Luminous Optimizer for Local Dimming II」も備えている。

4K/120pでの表示が可能で、スポーツなど、激しい動きの映像もなめらかに表示できる。

HDRは、Dolby Vision、Advanced HDR by technicolor、HDR10、HLGに対応。HDR効果モードも用意。音声はDolby Atmosもサポートする。

主な入出力端子は上位機と同じ。標準リモコンに加え、マジックリモコンも同梱する。

スタンドを含めた外形寸法(幅×奥行き×高さ)、重量は75型が168.3×37×104.3cm、41.6kg。消費電力と年間消費電力量は、220W、171kWh/年。

SM8100P

65型「65SM8100PJB」、55型「55SM8100PJB」、49型「49SM8100PJB」を用意。パネル解像度は3,840×2,160ドットでIPS。エッジ型のLEDバックライトを採用。SM9000Pシリーズと同様に、「Nano Cell Display」となっており、クリアで鮮明な表示ができる「NanoColor」仕様。

SM8100Pシリーズ

エッジ型LEDバックライトでも、ライン状の光をコントロールし、明暗を表現している。「True Color Accuracy」技術や、色域規格BT.2020への対応、10bitパネルを採用した10億色以上の色表示もサポートする。

映像エンジンは「α7 Gen2 Intelligent Processor」。新モデルではAI対応のエンジンに進化し、見ているコンテンツに応じた画像処理・音質調整の方法を見つけて最適化するという。「Luminous Optimizer for Local Dimming II」も備えている。

4K/120p表示には非対応で、4K/60pとなる。HDRは、Dolby Vision、Advanced HDR by technicolorには非対応。独自のActive HDRを搭載し、HDR10、HLGに対応する。HDR効果モードも用意。音声はDolby Atmosもサポートする。

主な入出力端子は上位機と同じ。HDMIは2.0に対応。標準リモコンに加え、マジックリモコンも同梱する。LAN端子やWi-Fiも搭載。

スタンドを含めた外形寸法(幅×奥行き×高さ)、重量は65型が145.1×32.4×91cm、25.8kg。55型が123.2×26.3×78.6cmで、18.7kg。49型が109.6×26.3×71cmで、15.5kg。消費電力と年間消費電力量は、65型が190W、162kWh/年。55型が155W、132kWh/年。49型が135W、125kWh/年。

UM7500P、UM7100P

UM7500Pシリーズは、65型「65UM7500PJA」、55型「55UM7500PJA」、43型「43UM7500PJA」をラインナップ。UM7100Pシリーズは49型「49UM7100PJA」のみ。

UM7500Pシリーズ
UM7100Pシリーズの49型「49UM7100PJA」

バックライトは直下型LED。パネルは4K/120p表示には非対応で、4K/60pとなる。HDRの対応も、前述のSM8100Pと同じ。HDR効果モードも用意。音声はDolby Atmosもサポートする。

HDRは、Dolby Vision、Advanced HDR by technicolorには非対応。独自のActive HDRを搭載し、HDR10、HLGに対応する。HDR効果モードも用意。音声はDolby Atmosもサポートする。

主な入出力端子は上位機と同じだが、UM7100Pのみ、HDMI入力は3系統。UM7500PはHDMI入力4系統。HDMIのバージョンは2.0。

標準リモコンが付属するが、マジックリモコンは別売となる。LAN端子やWi-Fiも搭載。

スタンドを含めた外形寸法(幅×奥行き×高さ)、重量はUM7500Pの65型が145.3×26.9×90.5cm、23.3kg。55型が123.4×23.1×77.6cmで、16.2kg。43型が97.5×21.6×62.5cmで、9.1kg。UM7100Pの49型は、110.8×23.5×70.5cmで、11kg。

消費電力と年間消費電力量は、UM7500Pの65型が195W、141kWh/年。55型が160W、116kWh/年。43型が110W、112kWh/年。UM7100Pの49型は、120W、102kWh/年。