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4Kスポーツ観戦に最適なBenQの4K/HDRプロジェクタ。フットボールモード搭載

ベンキュージャパンは、スポーツ専用モードを搭載した高輝度な4K/DLPプロジェクター「TK800M」を30日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14万円前後(税込)。

TK800M

'18年4月発売の4K/DLPプロジェクター「TK800」のマイナーチェンジモデル。新モデルでは、新4K衛生放送で採用されているHDR規格「HLG(ハイブリッドログガンマ)」に対応。Rec. 709のカバー率が92%から96%へ拡大したほか、光学ズームが1.2倍から1.1倍に変更されている。

0.47型(16:9アスペクト)の単板DMDチップを搭載。画素ずらし技術を使って、3,840×2,160解像度の描写を実現する。明るさは3,000ルーメン、コントラストは10,000:1。色域はBT.709を96%カバー。HDR信号はHLGのほか、HDR10にも対応し、Ultra HD Blu-rayなどのHDR映像を楽しめる。

前機種同様、観戦スタジアムにいるかのようなリアル感を演出するという「フットボールモード」と「スポーツモード」を搭載。「フットボールモード」はスピード感のある動きや選手のプレイ映像を、大規模な大画面投影で、生き生きした肌の色調と青緑色の芝生の色を忠実に再現。「フットボールサウンドモード」では、野外スタジアムで応援している観衆の音と同時にアナウンサーの解説も明確に聞こえるという。

「スポーツモード」は、木目の色調と鮮やかな赤を強調しながら、アナウンサーの明確な声を再現する音質と、屋内スポーツならではの、床に擦れるシューズの音、レフリーホイッスル、スケート下の氷削りなどの迫力の音を体感できるという。

高画質化技術の「CinemaMaster Video+」に加え、内蔵5Wスピーカーを高品位に再生する「CinemaMaster Audio+2」を搭載。レンズは光学1.1倍ズームで、投写画面サイズは60~300型。100型の投射距離は約3.32~3.65m。縦自動台形補正機能を備える。

HDMI端子は2系統で、HDMI1がHDMI 2.0/HDCP 2.2対応。HDMI2はHDMI 1.4a/HDCP 1.4となる。Fire TV StickなどのHDMIスティックとの接続にも対応。アナログRGB入力(D-Sub15ピン)やアナログ音声入力(ミニジャック)を装備。RS-232cやUSB、12Vトリガー端子などの制御入出力を装備する。

背面

動作音は29dB(エコノミー)/33dB(標準)。消費電力は385Wで、待機時は0.5W。外形寸法は353×272×135mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.2kg。本体カラーはピアノホワイト。