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ピカチュウの尻尾もLEDでピカピカ! LED搭載の旗「LED VISION FLAG」

アーティストのライブ演出への技術提供などを行なうmplusplusは、旗の両面にLEDを4,600個装着し、一つ一つを個別制御することで様々なパターンをディスプレイのように表現できる「LED VISION FLAG」を開発。同技術をポケモンのピカチュウの尻尾に活用したパフォーマンスも、シンガポールで行なった。

「LED VISION FLAG」の使用イメージ

LED VISION FLAGは、エンターテインメントの舞台でよく使われる旗に着目し、旗の両面をLEDにすることで、様々な模様を表示できるのが特徴。従来の旗ではできない動きのある模様や、複数のLED VISION FLAGを同期させることで、映像が旗を流れるようなパフォーマンスも可能。旗のサイズや形状のカスタマイズも可能で、ダンスパフォーマンス以外にも活用できる。

EXILE LIVE TOUR 2018-2019 “STAR OF WISH”において活用され、曲やダンス、ステージと連動して変化するパフォーマンスを展開。「今後は、旗の特徴を活かして活用の幅を広げていく予定」だという。

LEDで様々な模様を表示できる
LED VISION FLAG

LED4,600個の場合、旗のサイズは横2,150mm×縦1,320mm。ポールの長さは2,500mm。バッテリーやデバイスなども含めた重さは3kgで、バッテリーでの駆動時間は約20分。販売は行なっておらず、レンタルでの演出案件のみを受け付けており、案件毎の特注サイズでの製作は可能という。

旗以外の活用として、シンガポールで4月18日~4月22日に行なわれた「Pokémon GO Safari Zone at Sentosa」において、ピカチュウの尻尾にLEDを取り付けたパフォーマンスを実施。

ピカチュウの尻尾にLEDを取り付けたパフォーマンス

mplusplusは、横浜みなとみらいで8月6日~8月12日開催されるイベント「ピカチュウ大量発生チュウ!2019」において、グランモール公園でのパフォーマンスの総合演出を担当。シンガポールでの披露は、横浜イベントのプレパフォーマンスと位置づけられており、横浜でもLEDを用いた衣装や小道具などの最新テクノロジーを使い、「ピカチュウたちが光のパフォーマンスを、横浜美術館前にて行なう。横浜美術館全体にプロジェクションマッピングを投影し、それと連動して、LEDの装飾をあしらったピカチュウたちがパフォーマンスする」という。

Pikachu Mini Lighting Parade Digest version - 2019 Pokémon GO Safari Zone at Sentosa