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LUMIX S1有償ファーム7月18日発売。4:2:2 10bit 4K30p記録/V-log対応

パナソニックは、フルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S1(DC-S1)」専用のアップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU2」を7月18日より発売する。価格はオープンプライスで、想定価格は2万円前後。

LUMIX S1(DC-S1)

LUMIX S1(実売33万8,990円前後)に、4:2:2の10bit 4K/30p記録や、V-log対応などの機能を追加するアップグレードソフトウェアキー。「7月提供予定」と予告していたが、発売日と価格が正式に決まった。

アップグレードすることで、14+ストップV-Log/V-Gamutに対応。映像制作向け4Kカメラレコーダー「VARICAM」シリーズと同水準の広ダイナミックレンジ・広色域を実現し、「暗部からハイライトまできめ細かに描写し、豊かな階調と色情報による映像制作が可能」とする。V-log搭載のVARICAMシリーズや、V-log L対応のLUMIX GH5/GH5Sなどで記録した映像と組み合わせて、一貫した絵作りでの映像編集を容易に行なえるという。

また、4:2:2 10bit 4K/30p動画のカメラ内記録と、4:2:2 10bit 4K/60pのHDMIスルー出力(外部レコーダー記録)に、フルサイズセンサー搭載のレンズ交換式デジタルカメラとして世界で初めて対応する。

アップグレードの主な内容は以下の通り。

  • V-log対応
    14+ストップV-Log/V-Gamutに対応
  • 4:2:2の10bit 4K/30pカメラ内記録(メモリーカード記録)に対応
    ※動画ファイル形式はMOV
  • 4:2:2 10bitの4K/60p HDMI出力(外部レコーダー記録)に対応
    ※上記のHDMI出力時、メモリーカード記録はできない
  • 波形モニター表示機能を追加
    映像の白飛びを確認しながら撮影可能
  • LUT(ルックアップテーブル)表示/登録機能を追加
    V-log撮影時に編集後の映像を参照しながら撮影可能
  • ハイレゾ音声記録に対応
    ※XLRマイクロフォンアダプター「DMW-XLR1」(別売)を装着し、MOV記録時