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押井守新作アニメは「ぶらどらぶ」。献血マニア女子&吸血鬼

「攻殻機動隊」などで知られる押井守が、原作、脚本、総監督を務める新作アニメーションのタイトルが「ぶらどらぶ」(VLAD LOVE)に決定。ストーリーは「献血マニアの女子高生と、吸血鬼少女のドタバタコメディ」になるという。2020年春から初夏頃、国内における放映・配信を予定している。

「ぶらどらぶ」主題歌を担当する音楽ユニット「BlooDye」のメンバーらと、押井守監督(左から3人目)

「押井守監督が10年間構想を重ねた意欲作」として5月に制作が発表され、今回その概要が明らかになった。「献血マニアの女子高校生・貢をはじめとする、一癖も二癖もある献血部のメンバーと吸血鬼の少女・マイが送るドタバタコメディストーリー」と説明されている。

スタッフ情報も公開。押井守が原作、脚本、総監督を担当し、「true tears」や「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」演出などを手がけた西村純二が監督を務める。脚本には小説「THE NEXT GENERATION パトレイバー」の著者・山邑圭も参加する。キャラクターデザインは新垣一成(「魔法少女リリカルなのは Detonation」など)。

アニメーション制作はドライブで、プロダクション・アイジー(Production I.G)が協力。制作はコミックアニメーション。新会社「いちごアニメーション」が独占出資する。

アニメ主題歌や、プロジェクトのスターティングソング「この地球(ほし)の何処かで」を、声優・高槻かなこ率いるボーカル&パフォーマンスユニット「BlooDye」が担当。さらに公式アンバサダーとしてぶらどらぶとBlooDyeのタイアップが決定した。

高槻かなこは「ラブライブ! サンシャイン!!」で国木田花丸役を務め、Aqoursのメンバーとしても活躍。BlooDyeではメインボーカルを務める。音楽プロデューサーはDaisuke 'Dais' Miyachi。なお、BlooDyeは「Blood(熱い血潮、生命の源)」と「Dye(染める)」を掛け合わせた造語だという。