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フルデジタルスピーカー「OVO」にプレーヤー機能。有料機能追加「OVO Pro」開始

JDSoundは、フルデジタルスピーカー「OVO」に、 USBメモリ再生機能やアナログミキシング機能などを追加できるアップグレードプログラム「OVO Pro」を発表した。OVO Proの第一弾機能としてUSBメモリ再生機能を提供。OVO Proのライセンスをオフィシャルサイトで購入するシステムとなっており、現在1ライセンス3,000円(税込)。1度ライセンスを購入すると、以後新しい機能が登場した際にも追加費用なく全機能を使用できる。また、複数台のOVOを持っている場合でも、1つのライセンス購入で全てのOVOをアップグレードできる。

フルデジタルスピーカー「OVO」にUSBメモリを接続したところ

USBメモリ再生機能は、OVO本体のmicroUSBポートにUSBメモリを装着する事で、USBメモリ内のオーディオファイルを再生できるもの。PCやスマホを使わず、OVOだけで音を出す事ができる。最大96kHz/24bitまでの音楽ファイルを再生可能。

オーディオプレイヤーとして使うだけでなく、店舗や施設のBGM、展示会や学会での音声案内など、「OVOの使い道が各段に広がる」という。

低消費電力設計により平均的な消費電力は1W(5VのUSB電源で200mA程度)。「既存のオーディオシステムをOVOに置き換える事で大幅な電力コスト削減が可能になる」という。

OVO ProにUSBメモリを装着すると、USBメモリ上に設定ファイルが自動生成され、これをパソコンなどで編集することで各種機能を設定できる。USBメモリ上にm3u形式のプレイリストを作成することで再生順の管理も可能。以下の機能が利用できる。

  • LOOP ALL/ONE/OFFから選択。ALLで全曲ループ、ONEで1曲ループ再生
  • AUTOPLAY ON/OFFから選択。ONの場合は電源投入後に自動で再生を開始
  • SHUFFLE ON/OFFから選択。ONの場合はランダム、OFFの場合はファイル名順に再生
  • RESUME ON/OFFから選択。ONの場合は最後に再生した曲から再生開始