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デジタルスピーカー「OVO」が96kHz/24bitハイレゾ再生対応。イコライザ追加
2019年1月17日 14:31
JDSoundは、USB接続のデジタルスピーカー「OVO」の最新ファームウェア バージョン5を提供開始した。新たに、Windows/MacやiPhone、Androidと接続して最大96kHz/24bitのハイレゾ再生に対応。イコライザ機能なども追加される。
OVO(オボ)のファームウェア バージョン5の更新内容は以下の通り。更新プログラムは製品のWebサイトからダウンロードできる。更新方法の詳細は同社サイトを参照のこと。
- 96kHz/24bitハイレゾ再生対応
- イコライザを追加
- 左右のMONOモードを追加
- 「ブラウザからOVOを設定する」ページに対応
- 設定メニューの自動セーブ機能を追加
ハイレゾ再生対応は当初、Windows 10のみ予定していたが、MacとiPhone/Androidでもハイレゾ再生ができるという。192kHz/24bit対応については「引き続き開発を進める」という。
新たに、5バンドのパラメトリックイコライザ機能を追加。音質調整はブラウザから行ない、イコライザ設定はOVO本体に保存される。
2台のOVOをPCに繋いで使いたいユーザー向けに、左チャンネルと右チャンネルのMONOモードを追加し、LR SWAPのメニューを拡張。外部ソフトウェアが必要で、Windowsの場合は「Audio Router」、Macの場合は「AudioHijack」を使うことで複数台の出力に対応するが、現時点では公式サポート外となる。
そのほか、ブラウザオフィシャルサイトのメニューから、本体のレバースイッチを使わずにオーディオ設定やLED設定が行なえるようになった。現時点ではChromeとWindows 10、Mac(High Sierra以降)の組み合わせのみ対応する。設定メニューを自動セーブする機能も追加される。
OVOは、パソコンやスマートフォンとUSBで有線接続するポータブルスピーカー。充電やペアリングの必要が無く、フルデジタルロジックやピークパワーアシスト回路などの技術で、音質と遅延時間を動画視聴用に最適化。「映画やアニメ、スポーツ観戦などの動画コンテンツをストレス無く楽しむために設計されたスピーカー」としている。消費電力は最大5W。外形寸法は24×6×3.5cm、重量は約400g。
なお、同社が開発中の「OVOコンバータ」について、「回路設計が完了し部品発注を開始、筐体は修正中だが、3月頃の発売を目指している」としている。