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カナルワークス、重低音再生に特化した8ドライバイヤフォン。Bluetoothモデルも

カナルワークスは、新設計の高次音響フィルタを搭載し重低音再生に特化したカスタムイヤフォン「CW-L73LV」を11月2日より発売する。価格はオープンプライスで、直販サイトでの価格は20万円。ユニバーサルモデル「CW-U73LV」(直販16万円)と、ユニバーサル版とBluetoothケーブルをセットにした「CW-U73LVBT2」(同16.8万円)は12月6日より発売する。

カスタムイヤフォン「CW-L73LV」

重低音に特化したイヤフォン「CW-L33BB」「CW-L33LV」(3ウェイ5ドライバ)の上位モデルで、「より広いレンジと解像度の高さ」が特徴。従来の高次音響フィルタを見直し、低音域の増強がボーカルに被る点を抑制することで低音域と中高域との音のつながりを改善したという。

バランスドアーマチュア(BA)ユニットは低域×2、中域×2、高域×4の3ウェイ8ドライバ構成。高域を4ドライバとすることで、よりワイドレンジで高解像度な中高域再生を可能にしている。インピーダンスは27Ω、感度は114dB。ケーブルは交換可能な2ピン端子を採用。

新設計の高次音響フィルタ

カスタム版(CW-L73LV)は、好みに合わせシェルカラーやフェイスプレートカラー、スペシャルフィニッシュ、Bluetoothを含むケーブル仕様などのオプションが選択できる。

ユニバーサル版(CW-U73LV)は、クリアシェルとネオンホワイトのフレークホログラムを組み合わせることでオパールのような輝きをイメージ。2穴アルミ削り出しノズルを採用。イヤーピースを装着するためのクリアランスを必要とするため、カスタムより小口径化しているが、NC切削加工によりカスタムと同等の特性を持つという。

ユニバーサル版「CW-U73LV」

Bluetooth版(CW-U73LVBT2)は、ユニバーサルイヤフォンと先日発売したBluetoothケーブル「HC-M100BTCW2」を組み合わせたモデル。Bluetooth 5.0準拠で、コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX LLをサポート。4Nグレード(99.99%)無酸素銅導体ツイストケーブルを採用する。

カスタム版にはセミハードケース、クリーニングツール、クリーニングクロス。ユニバーサル版とBluetooth版には、セミハードケースとS/M/Lの3サイズのイヤーピースが付属する。

Bluetooth版「CW-U73LVBT2」

なお、ケーブル部分を前述の「HC-M100BTCW2」に入れ換えた新Bluetooth版も4種類発表。いずれも既発売のユニバーサルイヤフォンとの組み合わせで、11月2日より発売する。ラインナップは以下の通り。

  • 3ウェイ/8ドライバ 「CW-U77BT2」 直販15.6万円
  • 3ウェイ/4ドライバ 「CW-U32GRVBT2」 同9.8万円
  • 2ウェイ/2ドライバ 「CW-U12aEXBT2」 同6.6万円
  • フルレンジ/シングル 「CW-U02BT2」 同4.8万円
Bluetooth版「CW-U77BT2」
Bluetooth版「CW-U32GRVBT2」
Bluetooth版「CW-U12aEXBT2」
Bluetooth版「CW-U02BT2」