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オンキヨー、約100人の希望退職者募集を決定。拠点を集約

オンキヨーは、希望退職者の募集を決定した。オンキヨー、および国内連結子会社の40歳以上60歳未満の正社員かつ拠点集約による転勤対象者が対象。募集人数は約100人。

11月11日に発表された「今後の戦略について」より

既報の通り同社は、デノンやマランツを傘下に持つ米Sound Unitedの持株会社であるViper Holdingsに、ホームAV事業を譲渡する契約を5月に締結。しかし、譲渡に関する各種条件の達成に難航、10月4日付で譲渡契約を終了し、事業譲渡を中止すると発表。

そして11月11日に今後の戦略を発表。全社合理化策として、現在 大阪 寝屋川にある技術センター、大阪 北浜本社、両国の東京オフィスという3拠点を、大阪 東大阪本社と両国・東京オフィスの2拠点体制に集約。さらに東京を約1/4規模に縮小する事や、ホームAV事業における約30%規模の人員削減などを発表していた。

希望退職の募集期間は12月12日~12月20日の予定。退職日は2020年3月31日。優遇措置として、制度の適用者には特別退職金を支給する。さらに、本人の要望に応じて会社負担による再就職のための支援も実施するという。