ニュース
JVC、追突やあおり運転に対応した“後方撮影専用”ドライブレコーダー。約1.5万円
2019年11月14日 11:35
JVCケンウッドは、JVCブランドのドライブレコーダー「Everio」の新製品として、後方からの追突やあおり運転などの記録に対応できる、後方撮影専用モデル「GC-BR21」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14,880円前後。
後方の状況を記録することに特化した、後方撮影専用のドライブレコーダー。既に前方用のドライブレコーダーを設置しているユーザーでも、手軽に追加ができるよう企画されたアドオンタイプのドライブレコーダーとなる。
リアガラスへの設置を可能にする8mのロングシガープラグコードと、スリット入り粘着テープ付き取付ブラケットを同梱。ダッシュボードから電源を確保しても、リアガラスへ設置できるという。また、リアガラスの熱線を避けるよう取付ブラケットに貼付した粘着テープにスリットを入れている。
Wi-Fiを搭載し、撮影した映像をカメラ本体からSDカードを抜くことなく、スマートフォンでストリーミング再生したり、スマホへの転送が可能。専用アプリ「JVC Dashcam」を使用する。ドライブレコーダーとアプリを接続することで、日時も自動で設定される。
「JVC Dashcam」は、発売中のフロント用ドライブレコーダー「GC-DR20」にも対応。同じアプリを使い、両カメラをコントロールできる。
2型の液晶モニターを搭載し、本体だけで画角の確認が可能。液晶画面は1分間操作がないと消灯、後方確認時に視界に液晶画面が入って気になることを防いでいる。
MPEG-4 AVCでのフルHD(1,920×1,080ドット)撮影に対応。ナンバープレートや標識など、走行時の映像をより細部まで鮮明に記録できるという。
Gセンサーも搭載。衝撃を検出した10秒前から50秒後までを録画。映像は上書きがされない「イベント」フォルダに保存される。
フレームレートは27fps。1秒間に撮影するコマ数を適正に設定する事で、全国のLED信号機の無点灯記録を防止。急な明るさの変化に強いWDR(ワイドダイナミックレンジ)機能も用意。
高耐久MLCタイプの8GB microSDHCカードを同梱。地上デジタル放送電波への干渉を低減するノイズ低減設計も採用。車に貼り付ける「録画中」ステッカーも同梱する。
外形寸法は約63×28×51mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約61g。