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JVCケンウッド、ソニー製センサーの2カメラドラレコ。360度モデルも
2022年1月12日 13:30
JVCケンウッドは、ケンウッドブランドのドライブレコーダーとして、前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR570」と、駐車録画対応電源ケーブル同梱の「DRV-MR575C」を1月下旬に、360度撮影できる2カメラモデル「DRV-C770R」を2月下旬に発売する。価格はいずれもオープンプライス、店頭予想価格はDRV-MR570が30,800円前後、DRV-MR575Cが31,900円前後、DRV-C770Rが40,700円前後。
全モデルとも、暗所での撮影に強いソニー製高感度CMOSセンサー「STARVIS」を搭載するとともに、JVCケンウッド独自の映像技術によるチューニングも施した。
前後2カメラには明るさをそれぞれ7段階で調整できる「明るさ調整機能」や「HDR機能」を装備。リアガラスがスモークガラスの場合でも、リアカメラの明るさだけを調整して、鮮明な映像で録画でき、HDRにより逆光やトンネルの出入り口、夜間走行時の照明など、明暗差が激しい環境時に起きやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑え、安定した録画を実現している。
DRV-MR570/MR575C
前後2カメラに水平約131度、垂直約68度、対角約163度の広視野角レンズおよび、f1.8の明るいレンズを採用し、より広い範囲の録画に対応。どちらもフルHD画質での録画ができる。
録画フレームレートは通常の27.5fpsから13.7fps(長時間モード1)、3.4fps(長時間モード2)に変更でき、長時間モード2では最長約42時間の長時間録画ができる。フロントカメラには2型フルカラーTFT液晶を装備。
リアカメラで捉えた後方車両の急接近を検知して運転者に危険を知らせる「後方急接近警告」や、万が一の際にすばやく手動録画を開始できる大型の「緊急イチ押し録画ボタン」を本体底面に装備する。これらの録画データは自動的にイベント記録専用のフォルダに保存される。
MR575Cに付属する車載電源ケーブルを使えば、最長24時間の駐車録画が可能。エンジンをオフにすると駐車録画機能が待機中になり、車両の衝撃を監視する。ケーブル非同梱のMR570では、別売りの車載電源ケーブル「CA-DR100」を用意することで、駐車録画が可能になる。
高耐久で信頼性が高い3D NAND型の32GB microSDカードが付属。本体にはSDカードのエラーを未然に防止する「SDカードメンテナンスフリー機能」も備える。
突起物を除いた外形寸法はフロントカメラが67×34×65mm((幅×奥行き×高さ)、リアカメラが60×29×25mm(幅×奥行き×高さ)。ブラケット取り付け時の高さはフロントが最大99mm、リアが最大53mm。重さはフロントカメラがmicroSDカードを含めて95g、リアカメラが28g。
DRV-C770R
フロント用360度撮影対応カメラと後方用リアカメラをセットにしたモデル。フロントカメラが前方と左右、車室内の録画に対応し、並走車による側方からの幅寄せや、車内での万が一のトラブルなどを録画できる。フロントカメラには2.4型フルカラーTFT液晶を装備し、記録映像を確認できる。
記録解像度は両カメラともフルHD。フレームレートは27.5fps(標準)、13.7fps(長時間モード1)、3.4fps(長時間モード2)から選択できる。リアカメラの最大記録画角は水平約131度、垂直約68度、対角約163度。
別売りの車載電源ケーブル「CA-DR100」を使用することで、「常時監視モード」と「衝撃検知録画モード」の2種類の駐車録画モードを利用可能。フロントカメラ底面には万が一の際に迷わず、すばやく手動録画を開始できる「緊急イチ押し録画ボタン」も備える。
高耐久で信頼性が高い3D NAND型の32GB microSDカードが付属。本体にはSDカードのエラーを未然に防止する「SDカードメンテナンスフリー機能」も搭載した。
突起物を除いた外形寸法は、フロントカメラが75×31.2×86.7mm(幅×奥行き×高さ)、リアカメラが60×29×25mm(幅×奥行き×高さ)。ブラケット(テープ貼付け)装着時の高さはフロントカメラが最大104mm、リアカメラが最大53mm。重さはフロントカメラがmicroSDHCカードを含めて139g、リアカメラが28g。