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SW初実写ドラマ「マンダロリアン」26日配信。凄腕ガンマンの日本語予告解禁
2019年12月23日 08:00
スター・ウォーズ関連作品で初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」。その第1話が、ディズニー公式動画配信サービス「ディズニーデラックス」で12月26日より配信開始される。第2話は2020年1月3日配信で、以降も毎週金曜日に新エピソードが配信される。全8話構成で、国内独占配信。
日本版キーアートも決定。同時に多数到着した第1話やトレーラーの公式場面写真と合わせて一挙に解禁された。
舞台は「スター・ウォーズ エピソード 6/ジェダイの帰還」の出来事から5年後。帝国が崩壊し、ファースト・オーダーが台頭する前の時代に現れた“一匹狼の戦士:マンダロリアン”の戦いを描く。
ジャンゴ・フェットやボバ・フェットのようなアーマーに身を包む、謎のキャラクター・マンダロリアンが今作の主人公。バウンティハンター(賞金稼ぎ)・ギルドのリーダーであるグリーフ・カルガが、マンダロリアンに“ある仕事”を紹介することから物語は大きく動き始める。
賞金稼ぎ、そしてならず者と悪党たちの荒っぽく現実味あるハードな世界観で繰り広げられる大胆なアクションと、シリーズならではの壮大なスケールが見どころ。
シリーズ脚本を書き、製作総指揮も務めるのは、「ライオン・キング」や「ジャングル・ブック」、「アイアンマン」などを手掛けたジョン・ファヴロー。過去のイベントで「あらゆるディテールが丁寧に作り込まれているので、ファンであれば今までの作品との繋がりと、お馴染みの雰囲気をしっかりと感じ取ることができるはず」と語っている。
同じく製作総指揮を務め、第1話を監督したのは、「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」や「スター・ウォーズ 反乱者たち」「スター・ウォーズ レジスタンス」の製作総指揮/監督を務めたデイブ・フィローニ。エグゼクティブ・プロデューサーにはほかにもルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディらも参加している。
これまでの「スター・ウォーズ」シリーズで見慣れたエイリアンやドロイド、ストームトルーパーなども続々と登場。コワキアン・モンキー=リザードの串焼きや、IGシリーズのドロイドなど、ファンに愛されている“お馴染みの要素”も盛りだくさんだという。
物語の主人公マンダロリアンは、謎に包まれた一匹狼のガンファイター。その顔はT字型バイザー付きマスクの下で見えず、その恐ろしい姿はブラスターでも貫通不可解なベスカー合金のアーマーを身に纏っている。演じるペドロ・パスカルは、役作りにおいて「クリント・イーストウッド『荒野の用心棒』シリーズの名無しの男からインスピレーションを受けた」とのことで、西部劇と日本の侍が融合した「振り向きもせず、姿勢も崩さずに、ストームトルーパーを正確にブラスターで撃つことができる凄腕のガンマン」だという。
マンダロリアンの吹替は、映画「スター・トレック」ジェームズ・T・カーク役や「アンストッパブル」などで、クリス・パインの吹替を担当する阪口周平に決定した。
なお、「マンダロリアン」第1話が配信となる12月26日に、ニコニコ生放送での配信イベントも実施。時間は20時~22時を予定している。詳細は、作品の公式サイトで情報が公開される予定。
「マンダロリアン」あらすじ
帝国の崩壊から約5年後、ファースト・オーダーが台頭する前の物語。この時代の銀河には中央政府が存在せず、始まったばかりの新共和国の法も銀河の辺境の開拓星には届かない。人々は自分の身は自分で守るしかなく、無法者たちは誰からも干渉されずに独自のルールで生きている。
そんな時代にバウンティハンター(賞金稼ぎ)として生きる一匹狼の凄腕ガンファイター、マンダロリアンは、T字型バイザー付きマスクに象徴される惑星マンダロアの戦士のアーマーに身を包み、誰も寄せ付けないほどの圧倒的な強さを誇っていた。
ある日マンダロリアンは、バウンティハンター・ギルドのリーダーであるグリーフ・カルガからある高額な報酬の仕事を依頼される。その仕事とは、ある標的を連れてくること。早速、目的地に向かったマンダロリアンだったが……。
製作総指揮・脚本 ジョン・ファヴローからのコメント
「マンダロリアン」のアイディアを思いついたのは2012年の事です。ルーカスフィルムがディズニー傘下になり、ディズニーが新たな「スター・ウォーズ」の物語を作ろうとしているという話を聞いた時、私は「スター・ウォーズ」全作品を見直して、私が作りたい物語のメモを書いていました。そして、ディズニーが新たに動画配信サービスを始める事を発表した時、まさにそこが、私の語りたい物語にピッタリの場所であると思いました。
この作品は、新しい世界で活躍する一匹狼のガンマンであり賞金稼ぎの男の物語がベースとなっています。「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」の最後で帝国が崩壊し、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」でファースト・オーダーが台頭する前の30年間についてはこれまで語られていなかったので、私にとっては非常にやりがいのあるものでした。
また、ジョージ・ルーカスが作ったオリジナルの「スター・ウォーズ」が西部劇でありサムライ映画でもあったように、本作もそれらに強く影響を受けています。「スター・ウォーズ」の様々なイースターエッグ(隠れたメッセージ)も本作には含まれていますが、ファンのみんなにはまずは純粋にこの物語を楽しんで欲しいですね!