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宇宙で全天球画像撮影に成功。JAXAとRICOH開発のカメラが観測ロケットに

1月6日にJAXAが打ち上げた「観測ロケットS-310-45号機」に、RICOHとJAXAが共同開発した2台目の小型全天球カメラが搭載され、宇宙での撮影に成功。その画像が届いた。搭載のカメラは、民生用のRICOH THETAをベースに開発されたもの。

撮影された画像の一部。RICOH THETAのサイトで全天球画像が見られる

なお、1台目の小型全天球カメラは、2019年9月25日に打ち上げられた宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機で国際宇宙ステーション(ISS)へ送り届けられ、宇宙からの画像撮影に成功していた。

宇宙から撮影された画像は、'19年10月17日に第1弾、11月27日に第2弾、2020年3月2日に第3弾がTHETA LABのページに公開されている。