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B&Oの第2世代360度スピーカー「A1」。aptX対応、長時間再生

B&O「Beosound A1 2nd Gen」(ミストグレー)

Bang & Olufsen(B&O)は、円形筐体のBluetoothスピーカー「Beosound A1 2nd Gen」を5月28日より発売する。B&O専門店とオンラインストアは、21日より先行販売。価格は27,182円。カラーはBlack Anthracite(チャコールブラック)と、Grey Mist(ミストグレー)の2色。

2016年5月に発売したBluetoothスピーカー・A1の第2世代モデル。特徴的な円形デザインを継承しながら、新たにAAC/aptXコーデックのサポートや防塵・防滴対応、次世代バッテリーによる持続時間強化、B&Oスピーカー初のAlexaボイスアシスタント機能などを追加している。

チャコールブラック
側面

360度全方位に音を広げる「True 360°sound」を採用。ユニットは、新設計の3/4インチ径シルクドーム・ツイーターと、ネオジウムマグネットを使った3.5インチ径アルミコーン・ウーファーの2ウェイ構成。2つのドライバーは、高性能DSPと個別の30WクラスDアンプで高精細かつパワフルに駆動するという。再生周波数帯域は55Hz~20kHz。

Bluetooth 5.1に準拠。第1世代ではSBCのみだったが、第2世代ではAACとaptXを追加し、接続性能と音質を向上させている。最大2つのデバイスで利用できるマルチポイントや、2台を組み合わせたステレオ再生、B&Oアプリを使ったEQなども行なえる。

B&Oスピーカー初のAlexaボイスアシスタントに対応。発話で音楽再生や通話、料理のレシピ検索などが行なえる。遠隔音声認識機能を使い、5m離れた場所からもAlexaにコマンドをする事が可能。電源をオフにした後も3時間はコマンド待機モードを継続する。同機能は'20年5~6月のソフトウエアアップデートで対応予定。

ラインアレイ配置の3つの高性能マイクを新搭載しており、通話音声が大幅に改善されているという。

内蔵バッテリーを3,000mAhに大容量化。中程度のボリューム(70dB)再生で最大で約18時間の長時間再生が可能となり、前モデル比で4時間延長。また控えめなボリューム(55dB)であれば、前モデル比で約2倍の性能を誇るという。充電時間は5V/3A時で2.75時間。充電コネクターはUSB-C。

アルマイト加工を施したアルミニウム素材のグリルを採用

A1のアイコンだった円形デザインを引き続き採用。操作ボタンやLEDインジケータなどの配置を見直し、使い勝手を向上。またボディを7%軽量化し、底面の縁はテーパード加工とした。精密な貫通孔パターンを施したグリルはアルマイト加工のアルミニウム素材、ストラップには防水加工を施した本革を採用している。新たにIP67等級の防塵・防滴性能も備えている。

外形寸法は133×133×46mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は558g。