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町工場発、スピーカーケーブルにつないで音質改善謳う「Sound element」
2020年8月5日 20:30
愛知県名古屋市にある森鉄工所(KaMS)は、スピーカーケーブルに取り付けるだけで音質が改善するというオーディオアクセサリー「Sound element」を販売している。「SE-H1042D」と「SE-H4419R」の2ラインナップで、価格はSE-H1042Dが11万円、SE-H4419Rが30万円。
アンプとスピーカーをつなぐケーブル間に設置するだけで、特許出願中の技術によってノイズが除去され、「音に広がりと奥行が生まれ、これまで意識していなかった埋もれていた音ひとつひとつが聞こえるようになり、ボーカルの息づかいや、演奏のテクニックなどを楽しむ事が可能」になるという。取付作業は5分程度で行なえるとのこと。
2種類ある製品のうち、SE-H1042Dはスピーカーケーブルの+極性、-極性をひとつのボディで中継するのに対し、SE-H4419Rは+極性、-極性ごとに異なるボディを使用する。極性を分けることで干渉が減り、解像度が向上するとしている。
製品はすべて自社で設計・製造。本体は無垢ステンレス製で、下請町工場として火力発電所向けの精密加工で培った技術で削り出し加工されている。サイズはφ88×54mm(直径×高さ)、ひとつあたり1,300gの重量感も特徴とのこと。
製品はKaMS公式サイトで販売中。1mのお試し用ケーブルがSE-H1042Dは2本、SE-H4419Rは4本付属する。また車載用のSound elementも店頭販売限定で取り扱っている。