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JVC、8K/4Kプロジェクタに“究極HDR”新ファーム

JVCは12日、JVCブランドの8K対応プロジェクター「DLA-V9R」と、4K対応プロジェクター「DLA-V7」「DLA-V5」を対象とした最新ファームウェア(Version3.50)を公開した。ユーザーの使用環境に合わせて最適な明るさ設定に自動調整する新機能「Theater Optimizer」を追加したほか、新たな設定の追加やメニュー見直しなど、使い勝手の向上を図っている。

今年8月のティザー動画、および9月のニュースリリースで告知していた新機能追加のアップデート。対応プロジェクターのユーザーは、無償更新が可能。

主なアップデート内容は下記の通り。

  • 使用環境を解析し、最適な明るさでHDRを表示する「Theater Optimizer」機能を追加
  • 新たな設定の追加やメニュー構成を見直し

なお、ソフトウェアをv3.50にアップデートすることで「ピンクッション補正」機能が使用できなくなる。また、メニュー構成の見直しに伴い、各種設定が工場出荷状態にリセットされる。「ピンクッション補正機能を使用する場合は、引き続き『v2.10』を使用してほしい」としている。

プロジェクター本体の最新ファームウェアと同時に、キャリブレーションソフトウェアの更新も実施。従来方法に加え、キャリブレーションがよりシンプルに行なえる設定が追加されたほか、メニュー構成変更への対応がされているという。