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Technics、新リファレンスアンプ「SU-R1000」発売が'21年2月に延期

プリメインアンプ「SU-R1000」

パナソニックは、Technicsブランドのリファレンスプリメインアンプ「SU-R1000」の発売日を、当初予定していた12月11日から、2021年2月中旬に延期した。「電源部制御の見直しを行なうため」だという。

既存のリファレンスクラス「R1」シリーズはセパレートアンプだったが、プリとパワーのインターフェイス接続のしやすさなどから、プリとパワーをセットで買う人が多かったため、プリメインアンプでリファレンスのクオリティを実現するアンプとして開発されたのが「SU-R1000」。受注生産モデルで価格は830,000円。

フルデジタルアンプを新技術によりさらに進化させているほか、フルデジタルアンプという特性を活かし、デジタル信号処理を活用する事で、アナログ回路だけでは実現できない高音質化を達成する「Intelligent PHONO EQ」も搭載。

さらに、カートリッジ特有のクロストーク特性を測定・改善する「Crosstalk Canceller」も用意。測定用の「キャリブレーション・レコード」も同梱し、ユーザーが持っているアナログプレーヤー、カートリッジを使って再生。アンプ側で、そのサウンドから、クロストークを測定。それを踏まえて、DSPでキャンセルする事で、クロストークを改善。「レコードの溝に刻まれた本来の音をより忠実に再現する」という。

キャリブレーション・レコード