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ビクター、ウッドコーン一体型ミニコンポにジャズ160曲収録した「EX-D7」

EX-D7

JVCケンウッドは、ビクターブランドより振動板に“木”を採用した独自のウッドコーンスピーカーを搭載した一体型ミニコンポの新商品として、楽曲内蔵モデル「EX-D7」を直販ストア「コトSquare」などで2月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は79,800円。

2020年12月に発売したウッドコーンオーディオで初となる一体型コンポ「EX-D6」の音響設計や機能を継承しつつ、JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントが制作しているCD BOX「JAZZで聴く」シリーズの音源より160曲(CD15枚分)を内蔵メモリに収録。収録楽曲はWebページを参照のこと。

シックな木目調のフラット&ローデザインやビクターブランドを象徴する「犬のマーク」の天板へのプリントはそのままに、カラーリングは新たに重厚感のあるダークブラウンを採用した。

定位感の良さとキレのある表現を可能にする8.5cmフルレンジユニットを採用し、艶のある美しい中高域と豊かな低域を再生するという。出力は20W+20W。

ユニット磁気回路の後部にウッドブロックを装着し、装着位置の最適化によりダクトから生じる不要な高域成分を制御し、重心の低い低域再生を実現したとする。磁気回路にはポールピース上部に銅キャップを採用し高域特性を向上。ひずみを抑制しクリアなサウンドを豊かに再生するほか、ボイスコイルはエネルギー効率を高める4N-平角4層線を採用、素直な中音域再生と明瞭感を向上させたとしている。

エンクロージャー内部には、反射板と補強桟を配置。剛性を高めると同時に、スピーカーユニット後方から排出される音を、反射板により斜め前方&上方に拡散することで、音場が狭まりがちな一体型システムでも広い音場空間を表現。

キャビネット構造

筐体にはMDF材を使用した四方留め構造を採用し、キャビネットの剛性を高めるとともに、内部配線に18番線OFCワイヤを使用するなど、こだわりの高音質設計で濁りのない伸びやかな音を実現したという。

CD、ラジオのほか、USBメモリーからのFLAC/WAVファイル(最大192kHz/24bit)などのハイレゾ音源や、MP3/WMAなどの収録音源が再生可能。また、Bluetooth 5.0準拠で、対応の端末から受信して再生できる。プロファイルはA2DP、AVRCPをサポート。コーデックはSBC、AACのほか、aptX、aptX HD、aptX LLに対応する。

送信機能も搭載し、ワイヤレスヘッドフォン/イヤフォンと接続して楽しむこともできる。送信側のバージョンはBluetooth 5.1で、プロファイルはA2DPをサポート。コーデックはSBCのみ。Bluetooth接続に合わせて電源オン、音楽再生できるBluetoothスタンバイ機能も備える。

カタカナ表示できるFLディスプレイを装備。1曲/全曲/フォルダ内全曲が選べるリピート再生、プログラム再生、ランダム再生が可能。Once(1回)/Daily(曜日)が指定できるタイマー再生やタイマー録音機能、スリープタイマーも備えている。

入力端子はRCA×1、光デジタル×1。出力端子は3.5mmステレオミニを装備。ラジオの受信周波数はFMが76.0MHz~95.0MHzでワイドFM対応、AMが531KHz~1,602KHz。

リアパネル分

消費電力は定格24W、Bluetoothスタンバイ時5W以下、ノーマルスタンバイ時0.5W以下。外形寸法は450×290×136mm(幅×奥行き×高さ)。重量は7.05kg。リモコン、FM簡易型室内アンテナ、AMループアンテナなどが付属する。

また、「コトSquare」でEX-D7を購入すると、先着100名にニッパーの陶器置物(13cm)をプレゼントする。詳細はWebページを参照のこと。

ニッパーの陶器置物

限定モニターセールも実施

直販ストア「コトSquare」にて、意見、感想、要望などのアンケートに協力することを前提に、特別モニター価格で「EX-D7」を購入できるモニター販売の協力者を募集する。募集人数は30名。アンケートは申込時の事前アンケートと購入後アンケートの2度行なわれる。

応募方法は、コトSquareへ登録後、応募ページに入り「購入希望額」の欄に入札下限価格69,800円~入札上限価格79,800円の範囲で入札。その後、事前アンケートに答えると応募完了となる。入札金額を変更したい場合は、期間中であれば何度でも応募ページより再度アンケートに回答すれば変更できる。当落の結果は登録したメールアドレス宛に連絡される。発表予定日は3月3日。詳しい情報はWebページを参照のこと。