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スマホが充電できる防災用ラジオライト2機種

「STP-748」

スターリングは、スマホの充電器を備えた防災用ラジオライト2機種を4月16日より発売する。価格はライト機能を強化した「STP-748」が5,500円、ラジオ機能を強化した「STP-652」が11,000円。

東日本大震災以降被災者からの声が多かったという、スマホへの充電機能を強化した防災用ラジオライト。ともにワイドFM対応。

2004年頃の携帯電話は、600mAh程度の電池容量だったが、2021年現在ではスマホの登場で3,000mAhの機種がほとんどとなり、約5倍もの電池容量が必要となっている。そのため、手回し充電では、電池容量を1%上げるのに相当な時間がかかってしまうのが現状だという。

STP-748/652では、アルカリ乾電池を使用することで、平均3分ほどで1%上昇できるとしている。また、90年代には3年だったアルカリ乾電池の推奨使用期限が、現在は10年にまで延びたこともあり、手回し充電は廃止したとしている。なお、手回し充電を搭載した製品の販売は継続するという。

スマホの充電機能に加え、ライト機能を強化した「STP-748」は、ライトの明るさを従来比約12倍の約100ルーメンまで明るくし、3段階の明るさ調整機能を搭載。夜中の避難や停電の夜に使える強力な明かりや、長時間点灯する弱モードなど、状況に合わせて点灯パターンが選べる。

デザインは、「スポーツカーのキャノピーとリアフェンダーの面がまざり合う際に見せる美しい曲面を意識した」としている。

電源は単3電池×4本。外形寸法は60×78×205mm(縦×横×厚さ)。

スマホの充電機能とラジオ機能を強化した「STP-652」は、80年代のラジカセをイメージし、スピーカーコーンをイメージしたデザインした外観になっている。簡易ランタン機能も備える。

「STP-652」

バックライト付きデジタル表示のラジオを搭載。今いる地域で受信可能な放送局を自動でスキャン、自動でメモリー登録するATS機能を搭載。普段から使いやすいラジオとして機能を強化したとしている。

電源は単3電池×3本。外形寸法は55×42×150mm(縦×横×厚さ)。充電用USBケーブル、ランタンシェード、ストラップなどが付属する。