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トランセンド、ソニー製センサーのデュアルカメラドラレコ
2021年4月8日 08:30
トランセンドは、車内の前後に設置するソニー製STARVISセンサー搭載デュアルカメラドライブレコーダー「DrivePro 620」を4月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,800円前後。
フロントカメラ(DP250)とリアカメラ(DP10)を車内に前後設置するデュアルカメラのドライブレコーダー。STARVISセンサーを使用しており、低照度でも高解像度の映像を記録できる。フルHD/1,080p、60/30fpsの録画が可能。レンズ画角は対角140度、F値は2。動画フォーマットはMP4(H.264)。録画にはmicro SDカードを使用する。
本体には電源用のマイクロUSBポートを装備。付属のケーブル(フロントカメラ用4m/リアカメラ用8m)とデュアルUSBポート付きカーアダプターを使って、シガーソケットから給電できる。
Wi-Fiを備え、専用アプリ「DrivePro App」を利用することで記録中の映像を確認したり、録画データをiOS/Android機器にダウンロードすることができる。フロントカメラのWi-Fiがオンになると、リアカメラは自動でWi-Fi接続されるため、事故発生時なども、メモリーカードを抜き取ることなく、データにアクセス可能。
フロントカメラはGPS/GLONASS受信機を搭載しており、位置情報も保存。専用ソフトウェア「DrivePro Toolbox」を使えば、記録映像を再生しながら、走行経路を地図で確認できる。
事故などによって電源供給ができなくなった場合も、内蔵リチウムポリマーバッテリーから給電を行なうことで、映像の記録を続けられる。
フロントカメラには2.4インチのカラー液晶を搭載。周囲の明るさに応じてディスプレイを調整する機能や、ディスプレイに走行速度や長時間運転アラートといった警告の表示機能も備えた。車線逸脱防止支援システム(LDWS)や前方衝突警報システム(FCWS)なども利用可能。
そのほか、キャプチャーしたイメージの明暗部のバランスを調整するWDR機能や、録画しながら写真も撮影できるスナップショット機能、パーキングモード、Gセンサと連動し録画ファイルの上書きを防ぐ緊急録画機能なども備える。
外形寸法はフロント用のDP250が70.2×63.1×34.5mm、リア用のDP10が58.3×36×28.6mm。重さはそれぞれ78gと40g。32GBのmicro SDカードが2枚付属する。