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SHANLING、デュアルDACでバランス駆動するBluetoothレシーバー

MUSINは、SHANLINGの新製品として、デュアルDACでバランス接続にも対応したBluetoothレシーバー「UP4」を1月31日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は12,980円前後(税込)。

UP4

UP2から連続動作時間、接続安定性、外観を引き継ぎつつ新しい機能を搭載したモデル。新機能として、2.5mm4極ジャックを利用したバランス出力、2段階のゲイン調整、4種類のデジタルフィルター設定、シングルエンド(ステレオミニ)接続時の駆動DAC数の切替機能を追加した。

スマートフォンなどとワイヤレスで接続。出力端子としてステレオミニジャックも備えており、2.5mmのバランス出力にも対応。ユーザーが持っているイヤフォンを接続し、ワイヤレスイヤフォンとして使えるようになる。

Bluetooth 5.0に準拠。コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX LL、aptX HD、HWA LHDC、LDACをサポートする。BluetoothのチップはQualcommの「CSR8675」を採用。接続安定性を高めている。

DACチップは、ESS ES9218Pを2基内蔵。「電力効率が良い一方で、高い解像度やクリアでパワフルな出力を実現」としている。S/N比は120dB、歪率は0.003%。Dual DACモードは3.5mmシングルエンド出力時でも選択できる。

Low、Highの2段階のゲイン調整機能と、音質を変化させる4つのデジタルフィルター「ナチュラルサウンド」「モニターサウンド」「メロウサウンド」「ウォームサウンド」を搭載。4つのデジタルフィルターは本体上部のMODEボタンで切替えることができる。

マイクも搭載し、ハンズフリー通話にも利用可能。第8世代cVcノイズキャンセル技術を採用し、騒がしい場所でも会話が聞き取りやすいという。USB-Cポートも備え、PCとUSB接続し、USB DACアンプとして使うこともできる。

バッテリを内蔵し、シングルエンド接続時は最大15時間、バランス接続時は10時間の駆動が可能。充電所要時間は2時間。専用クリップケースやUSB-Cケーブルなどを同梱する。外形寸法は60×36×13.5mm(縦×横×厚さ)で、重量は37g。

バランス接続にも対応