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XGIMI、900ルーメンのAndroid TV搭載ポータブルプロジェクタ

「XGIMI Halo+」

XGIMIは、ポータブルプロジェクターの新製品として「Halo+」を発売した。価格は99,880円。

2020年7月に発売されたポータブルプロジェクター「Halo」の後継機。外形寸法113.5×145×171.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量1.6kgと、従来機と同じサイズ/重量ながら、輝度が100ルーメン分向上し900ルーメンの明るさを実現した。

最大4Kまでの映像入力やHDR 10+に対応する。投写画面解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)、推奨投影サイズは60~120型。投射方式はDLP方式。

ピント調整・映像調整が不要の「オートフォーカス・自動台形補正」に対応しているのが特徴。特にオートフォーカスは本体正面に備えたレーザーとカメラのセンサーを使った「ToFオートフォーカス」にアップグレードされており、より高速でピント合わせができる。

また投写面とプロジェクターの間にコンセントやフォトフレーム、観葉植物といった障害物がある場合、それを自動で検知し、画面を即座に拡大・縮小する障害物回避機能も備えた。

前モデルが搭載していた斜めからの投影でも上下左右の歪みを補正できる「自動台形補正機能」に加え、スクリーンの領域を自動認識し、投影サイズを自動で調整する「オートアジャスト機能」も新搭載した。本体は5秒の高速起動が可能。

OSにAndroid TV 10.0を採用。YouTubeやAmazon Prime Video、Huluなどの動画配信サービスは専用アプリで利用可能だが、Netflixについては別途DesktopsManagerアプリをダウンロードすることで視聴可能になる。

本体底部

スポーツなど動きの早い映像を補正する「MEMCモーション補正技術」を採用したほか、フルHD解像度を維持しながら遅延を最低25msまで低下させるゲームモードも搭載。Harman/Kardonチューニングの5Wスピーカーを2基内蔵し、スピーカーとして使うこともできる。AirPlayやChromecastにも対応した。

最大3時間利用可能なバッテリーも内蔵し、外出先などでも利用できる。充電には専用ACアダプターが必要で、USBでの充電はできない。

ストレージ容量は16GB、RAM容量は2GB。動作音は30dB以下。入力端子としてHDMIを1基と、USB、3.5mmステレオミニを1基ずつ備える。

端子部
付属リモコン