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Apple Musicに月480円のVoiceプラン。ロスレス/空間オーディオ非対応

アップルは19日、定額制音楽配信サービス「Apple Music」の新プラン「Voiceプラン」を発表した。月額480円で利用できる。Siriに話しかけて音楽を再生する利用スタイルを想定したプランで、アップルの製品でのみ利用可能。ロスレスオーディオや空間オーディオの再生はできないが、月額料金を抑えているのが特徴。日本を含めた17の国と地域で今秋後半から提供を開始する。

Voiceプランの追加により、Apple MusicのプランはVoiceプラン(月額480円)、個人プラン(同980円)、ファミリープラン(同1,480円)の3つとなる。

Voiceプランが利用できるのは1人のみで、Siriに話しかけての音楽を再生する。プレイリスト、ステーションを再生可能。歌詞表示やミュージックビデオ、ロスレスオーディオや空間オーディオは利用できない。

個人プラン、ファミリープランではSiriからの再生、音楽再生、プレイリスト、ステーション、歌詞表示、ミュージックビデオの再生が可能。ロスレスオーディオ、空間オーディオが利用できるほか、アップル製品だけでなく、Apple Musicに対応した他社の製品でも再生できるという違いがある。また、ファミリープランは最大6人で利用可能。

Apple Musicには、Siriに話しかけて再生するスタイルに最適化された、数百の新しいプレイリストも追加。Siriに「クッキングのプレイリストを再生して」「落ち着いた曲をかけて」のように頼んだり、「こういう感じの曲をもっとかけて」のように頼むことで、パーソナライズされた音楽体験ができるという。

これらの新しいプレイリストは、すべてのApple Musicプランの登録者全員が利用可能。Voiceプランのサブスクリプション登録者は、ニュー・ミュージック・デイリー、ラップライフ、トゥデイズ ヒッツ、トゥデイズ カントリー、Aリスト:ポップ、R&Bナウなどの人気プレイリストを含む、Apple Musicの全ラインナップにもアクセスできる。