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GRADO、3種類の木材を使用したリファレンスシリーズヘッドフォン

RS1x

ナイコムは、GRADOのオープン型ヘッドフォン「リファレンスシリーズ」の新製品2機種を発売した。ラインナップと価格は「RS1x」が96,690円、「RS2x」が71,390円。それぞれ4pin XLRバランス端子モデルも用意しており、「RS1x Balanced」が117,590円、「RS2x Balanced」が92,290円。

RS1x

RS1xは、GRADO史上初めて、ハウジングに3つの異なる木材を使用。厳選されたメープル、ヘンプ、ココボロ材を用いた“トライウッド・ハウジング”とし、メープル材が主要な働きを担い、ヘンプ材がトップエンドとローエンドを滑らかにし、そこにココボロ材が更なるパンチを加えるとしている。

全ての帯域でリニアリティに優れた高音質再生が特徴とする50mm径のXドライバーを搭載。ケーブルは、OFC線材に加熱処理を施すことで、残留応力を除去し機械的ストレスを抑制し、高純度伝送を実現したスーパーアニール8芯OFCケーブルを付属している。通常モデルのプラグは3.5mmステレオミニ。

ヘッドバンドには本革を採用し、ホワイトステッチを施している。装着感と耐久性も向上しているとする。

周波数特性は12Hz~30kHz。感度は99.8dB/mW。インピーダンスは38Ω。チャンネルバランスは0.05dB。ケーブル含む重量は320gで、バランス端子モデルは350g。通常モデルには6.3mm標準プラグアダプタが付属する。

RS2x

RS2x

RS2xは、スピード感とトレブルの表現に優れたメープル材、重厚感とバランスのとれたサウンドを提供するヘンプ材を組み合わせたハウジングを採用。繊細ながら表情豊かなフルボディのサウンドを実現したとしている。

ドライバーは44mm径のXドライバーを装備。ケーブルはRS1xと同様にスーパーアニール8芯OFCケーブルを採用している。ヘッドバンドも同様のホワイトステッチが施された本革が使用されている。

周波数特性は14Hz~28kHz。感度は99.8dB/mW。インピーダンスは38Ω。チャンネルバランスは0.05dB。ケーブル含む重量は280gで、バランス端子モデルは310g。通常モデルには6.3mm標準プラグアダプタが付属する。